烏森の「魚金」、人気店のせいか店内への道は遠い。新橋JRAの近くの3号店には増上寺の帰り道の土曜夕刻近くに寄ったことがあったが、烏森店は未だである。
会社が新橋に移転後、久々の出張帰りの夕方早くチャンスとばかり「魚金本店?」へ。首尾よく2階へ案内される。二階はカウンター席のほかテーブル席など、そんなにキャパはない。予約が多く、カウンター席に案内される。カウンター中の店員さんから本日のお薦めの「毛蟹の詰めもの」を注文。日本酒は「国権」、「手取川」、店の薦めは「尾瀬の雪どけ」など五種類くらいだ。意外に日本酒が少なく単価も高い。焼酎系が多い。客層からも「さも有りナン」。
両側のカップル(オジサン風に言えばアベック)に囲まれ、何故か親父酒場のメッカとの印象は見事に打ち砕かれる。刺身盛は勿論だが洒落た肴が多く、オヤジの定番が頼みづらい雰囲気である。
メニューにある気のきいた肴は、やや高いが旨そうなものが多く、ついつい注文。日本酒は4種類を飲みあがりとする。勘定は約六千円、まあ、そんなものかと納得。