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今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

有楽町ガード下の老舗居酒屋で

2010年04月15日 | お酒

 永田町での水環境に関するシンポの後、いまだ止まない小雨が冷たい夕方の有楽町で一杯やろうということに。森林保全と地下水は公共のものとの法制度策定がテーマのシンポだが旗振りが今いち頼りない。そんなことを肴の一杯だ。

 今まで何度となく目の前を通り過ぎたガード下の「日ノ基」に。入りやすそうな隣の「新日の基」に入る。外人さんがやたら目に付く。メニューが何となく違和感を感じる間もなく、おねいさんから「満席です!!」との冷たいお言葉。

 隣の老舗の「日の基」へ僅かに下って入ると、こちらはかなり空きがある。コの字カウンターに席を取る。他の店と比べると一寸値段が高いが、ホイスやホッピーのメニューは嬉しい。定番居酒屋メニューの煮込み、肉豆腐が売りのようだが、ハムやウインナを使った料理の若者向きのほかクリームコロッケなどが売れ筋のようだ。まずは生ビールと肉豆腐を注文。ホッピーを注文するが、青物横丁では、焼酎50%近くを飲んでいるので薄さが気になる。ホッピーの後はバイスを注文。

 店全体が煙に燻られたレトロなムードは、間違いの無い老舗居酒屋だ。モガ(モダンガール)のビールの広告が貼ってあるが、最近はどこでも見かけるようになり新鮮味が失せた。目に付いたアジの刺身を注文するが小骨抜きに手抜きがあり、骨を吐き出しながらの刺身はいただけない。暫くすると店は混んできた。ぐるりのカウンターから埋まり、テーブル席も満席になってきた。鯨は食い続けるが森林保全と地下水規制が次のテーマだとの大雑把な結論で、我々は有楽町を後にした。