週中から新年会の三連発。連ちゃんでお疲れの一週間であった。会場はというと元割烹料亭?今は宴会場「早坂」。中一日は別のところで(水)、(金)と同じところとなった。
料亭は、バブル崩壊以来、交際費の削減や経費切りつめなどで社用族がガタ減りした上に、元々自腹でのお役所関係の宴会も各種手当てや給料の削減で余裕なし。必然的に安い飲み屋へと走ることとなった。結果、客離れで市内にあった料亭の数軒は廃業。今は華やかだった昔日の面影もなく、市場町の「萬菊」、中央3丁目の「はるのや」、そして「早坂」=「最上」ぐらいが何とか昔の客層を中心に営業している。
その料亭も生き残りを賭けて、今は格式張ってなどいられず、大衆料金の宴会場へと衣替え。中身はホテルや気の利いた大きな居酒屋と大して変わらない。差別化は1~2品の料理に一寸の手間を掛けるか、その昔に客によっては金掛けた器を出してくれること。それとお姐さんを呼ぶのに多少は格好がつくことぐらいのことか。そういえば大事なことは〆の時間を過ぎても多少の無理は目をつむってくれること。
料亭の低迷と大衆化に比例して、やたら騒々しい居酒屋が増えてきた。世の中、不景気になりゃあいたしかたない。客の飲み方も変わった。飲み放題とかが当たり前になってきた。飲む方も段取りするほうも楽な反面、酒にうるさい酒飲みにはちょっと困る。飲みたい酒が店のメニューにある場合なんぞ地獄みたいなもんだ。勢いまずい燗酒をがぶ飲みして翌日は苦労する。幹事さんも会費に少し色を付けて、ちょっとはいい酒を出すぐらいの気配りが欲しいもんだ。
それにしても「早坂」で2日とも同じ仲居さん。てきぱきして愛想がいい。一緒に写真を撮ったが名前を聞くのを忘れちまった。残念。