2007年2月-2010年2月 石神の丘美術館ブログ

2007年2月から2010年2月の岩手町立石神の丘美術館の活動記録(現在は更新していません)

小田ひで次さんと精霊を描きました

2009年11月09日 | 講座・ワークショップ・イベント


11月8日 八幡平市立図書館を会場に
「八幡平市出身の漫画家
 小田ひで次さんと精霊キャラクターを描こう」
が行われました。

このイベントは、
今年の夏に開催した企画展「マンガ百花繚乱展」の
関連事業として「いわて漫画展実行委員会」が行っているものです。


小田ひで次さんは
1962年生まれ、八幡平市(旧岩手郡西根町)の出身で、
現在は東京都在住。
「拡散」、「クーの世界」、「ミヨリの森」等で知られます。

今回は、小田さんの代表作「ミヨリの森」にも
たくさん登場する精霊を
八幡平市の風景の中に見出し、
描いてみようということになりました。


当日は、定員を超えるおよそ40名の皆さんに参加いただき、
風景と精霊のお話を聞いたり、
小田さんがさらさらと「チカジ」「チカチン」を描くのに見入ったり。
(「チカジ」「チカチン」は、八幡平市の松川の岸辺にある「大瀬の夫婦サイカチ」の精霊です)

その後に、参加した子どもたちも、
それぞれ好きな風景を元に
精霊キャラクターを描きました。
予定時間をちょっぴり過ぎて完成したのは、

岩手山の稜線に腰掛ける精霊キャラクター
栗の木に潜む精霊キャラクター
松川の川辺や川の中をただよう精霊キャラクター・・・
それに小豆の精霊も!


風景に精霊がいると考えることで、
これまで以上に地元の自然や歴史を
大切に思えるようになるといいな、と小田さん。


漫画家の仕事を間近にみることができ、
さらに地元のことを考えるきっかけにもなった講座でした。






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