感じるままに・・大人の独り言

日頃感じる事や、国内外の行く先々の美味しいグルメや観光スポットを独自の目線と本音で発信して行きたいです。

今年の" ボジョレーヌーボー "は和風で(^o^)v

2016-11-21 22:30:00 | 日記
昨日は朝イチで京都に戻る息子を送りに行った後、ファーマーズ・マーケットに寄ったら、新鮮なお野菜が沢山販売されていた。
いつもはお昼過ぎに行くことが多いから、朝イチだとこんなに色んな種類のお野菜が売られてるのねと感心してしまった(^_^;)
ヤッパ早起きは三文のお得なのだ(^^)d

お昼は、元同僚がオーナーをしている天然酵母で作ってる美味しいと評判のパンと買って来たお野菜でサンドイッチを作ってみた👍


午後からは、イオンにもお出掛け。私はJALマイルを貯めているので、食料品や日用品の殆どは基本的にマイルが貯まるイオン系のスーパーで買うようにしている。

主人がおでんを食べたいと言うので、夕御飯はおでんを中心に、ファーマーズ・マーケットで買って来たお野菜や同僚に貰ったオウチで採れたかぶを使ったお料理にしようと計画(^^)d

食料品売り場をウロウロしてると、ボジョレーヌーボーのコーナーがあって、今年解禁になったばかりのボジョレーが沢山並べられていた。

基本的に白が好きな私は、赤ワインの酸味があまり好きではないので、ボジョレーヌーボーと言えば赤ワインのイメージだから、本当に気の向いた年にしかこれまで買ったことがなかった。

それでも、色んな種類があるんだなぁと見ていると、店員さんが話しかけてきて、其々の特徴を説明してくれた。
白が好きなのでと言うと、「白もありますよ👍残り3本になっちゃいましたが、、」と、白のボジョレーヌーボーを紹介してくれた。
" 残り僅か〜"とか、" 期間限定 "と言う言葉にめっぽう弱い私(((^^;)
白なら飲める❗とばかり購入(^。^;)
「OLIVIER RAVIER MACON VILLAGE NOOVEAU(オリヴィエ・ラヴィエ・マコン・ヴィラージュ・ヌーボー)」と言うワインで、750mlで1,400円くらいだった↓


やや辛口の白のボジョレーヌーボーはフルーティーで飲みやすく、地産地消のお野菜のお料理(大根菜のツナ炒め、サツマイモの甘露煮、かぶのカニカマあん、蓮根のきんぴら、トマトとカマンベールチーズのイタリアン風サラダ)やおでんにもよく合った(^o^)v

昨日作ったお料理はこちら↓
おお雑羽な私は、おでんもブチコミおでんでテキトーだし、繊細さの必要なシェフにはなれそうにないが、それでも新鮮な食材で作るお料理は達成感を得られるなぁと実感(*^。^*)


今日は、昨日仕込んでおいたサツマイモご飯も炊けてお弁当にも持って行った(^^)d
主人に持たせたお弁当がこちら↓


健康にも良いし、達成感も得られるから、当分週末はお料理に勤しもうと思ってる(*^ー^)ノ♪

ブログ書いてる内に、京都に到着(*^O^*)
京都もクリスマスモード満載だ🎵


「フジコ・ヘミング&エルサレム交響楽団」のコンサートに行って来たo(^o^)o

2016-11-20 23:01:00 | オススメの音楽
昨日は久し振りに、フジコ・ヘミングのコンサートに行って来た(^o^)v
前回は息子が小学生くらいの時に母と三人で行ったきりだから、もうかれこれ10年ぶりくらいになるだろうか。
フジコ・ヘミングは、この人です↓


私のクラシック&絵画好きは母譲りである。物心ついた頃より音楽・絵画・文学好きの母は、私にさりけなく" Repeat after me "の刷り込みをすべく、私の周りの環境をその様に整えてくれていた。

さりげなく文学全集や絵画の本を買い揃えてくれてたり、ピアノを習わされたりしたが、絵や読書は好きだったけど、音楽の方は才能も根気も見事に無くて、ピアノは専ら聴く方の専門である(((^^;)

クラシックもさほど好きではなかった。でも、なぜか眠れない夜に子守唄代わりに聴いていたのは、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」だった(^_^;)
なので、今でもチャイコフスキーが一番好きだし、眠れない夜は「くるみ割り人形」を聴きながら眠りにつくことが多い。

私個人の体験として、大人になっていく内に段々とクラシックに目覚めて行ったので、やはり子供の頃に耳にしてた音楽は、魂に刷り込まれている様で、年齢と共に徐々に甦って来るのだと実感しているf(^_^;

と言う訳で、我が家の" 伝承 "としての「Repeat after me」を、私も息子にして来た訳なのである。

今回も、「金曜もバイトあるし、日曜もバイトなんだけど、、」と渋る息子を、「フジコ・ヘミングはね、もうかなりのお年なんだから、このコンサートを逃すと二度と聴けなくなるかも知れないよっ💨、中村紘子みたく❗」と、無理やり呼び戻し、一緒に行って来たのだ🎵


ルンルンの気分でドレスアップして、会場に到着。
心配なのは、せっかくここまで連れて来た息子が開演中に居眠りしないかと言うことだった。

ウチの息子はいつでも何処でもすぐ眠れる才能の持ち主で、飛行機なんて離陸する前に既に爆睡してるくらいなのだ(-_-;)
なので、時差ボケすることもない、、
乗り物の中では絶対に寝れない私からしたら羨ましい限りだが、ここぞと言う時にも寝てしまうのでホント困ったもんなのだ( ̄▽ ̄;)

案の定、隣でうつらうつらし始めたものの、後半はしっかりと聴いていた様だ。

最初の曲は、モーツァルトの" ピアノ協奏曲・第21番ハ長調・K467」。軽やかで気持ち良く聴けて、心が明るくなる曲だった。
ドミトリ・ヤブロンスキーが率いるエルサレム交響楽団の演奏もまとまりがあって素晴らしかった(*^。^*)
ヤッパリ生のオーケストラは良いなぁ~🎵
コンサートホールはこんな感じ(休憩時間中の様子)↓


二曲目は、フジコ・ヘミングの独演で、「指が疲れたので、リストの" ラ・カンバネラ "を引く前に、一曲ゆっくりした曲を引きます。ここのホールは綺麗なので、今までで一番好きな会場です。」なんて、三重県人としては嬉しいオチャメな挨拶をしてくれた(*^O^*)

二曲目の曲、ショパンの「エオリオン・ハープ」が実質、アンコール曲だったみたいだ(^_^;)
この曲も又、私好みのリズミカルな明るい曲で、フジコ・ヘミングはこう言う曲も得意なんだと、感心しながら聴き入っていた。

そして、3番目がフジコ・ヘミングの代名詞でもある代表曲、リストの" ラ・カンバネラ "で、いつもの情熱的な引き方ではなく、しっとりと丁寧な仕上がりに感じられる様な素晴らしい演奏だったo(^o^)o


前回の時の演奏や、私が車の中で聴いてるライブの時の演奏を収録したCDとは、全く違った印象だったので、息子も「今回は丁寧に引いてた気がする、、」と言ってたくらいだ(^_^;)
マァ、色んな" ラ・カンバネラ "があっても良い。

フジコ・ヘミングの演奏は、結局第一部の三曲だけだったので物足りなかったが、年齢的な事を考えると仕方ないかな、、(^_^;)

とにもかくにも、再びフジコ・ヘミングの生演奏が聴けて本当に良かった(*^O^*)
私的には中村紘子のピアノが一番好きでもう一度彼女のコンサートに行きたかったのだけど、残念ながらこの夏に他界されてしまった為、後悔の念で一杯なのだ(;_;)

ヤッパリ行く機会があれば、逃してはいけない。
辻井伸行のコンサートも良かったので又行きたいと思っているけど、願わくば小澤征爾のコンサートに行きたいもんだ(^^)d

この" エルサレム交響楽団 "は、プログラムA〜D "まであり、何人かの指揮者やピアニストで編成されていて、フジコ・ヘミングはプログラムCを担当しているようだ。
プログラムA,Bのマエストロは、私の大好きな西本智実が担当してるらしく、こちらも興味津々(*^O^*)
コンサートのプログラムはこちら↓


中身はこう言う感じ↓


芸術の秋、文化の秋に復活しそうな私の美術館とコンサート巡り(^o^)v
本物に勝るものはなし👍
と言うことで、フジコ・ヘミングのコンサートは素晴らしい演奏会だった( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

「PATISSERIE LA RICHE-TERRE(パティスリー ・ラ ・リシュテール)」の1994年度・洋菓子パンコンクール優秀賞の「アオサパン」

2016-11-16 22:26:00 | 美味しいパン(三重県)
今日は、尾鷲に出張だったウチの職場のパワハラ昭和の化石オヤジが、今朝水揚げされたばかりの新鮮なヤリイカを買って来てくれて、おまけに伊勢に出張だったお局様も「パティスリー ・ラ ・リシュテール」の有名な「あおさパン」を買って来てくれたので、夕御飯はアヒージョに決定o(^o^)o


アヒージョは、オリーブオイルと鷹の爪、ニンニクと魚介類、お野菜があればフライパンで簡単に出来ちゃうので、超便利なお料理だ(^^)/(本当は、アヒージョ用の小さなフライパンがあれば良いのだけど、ないので我が家は普通のフライパンで代用してる(^^)d)

今回は、買って来て貰ったヤリイカと家にあった、しめじにじゃがいも、パプリカとプチトマトで作ってみた👍
仕上げには、パースで買って来たスバイスとガーリックオイルを振りかけたら、それなりのイタリアンに(^^)/
スパイスは写真の左側↓(バジルやガーリック等数種類のスパイスがミックスされていて、パスタやピッツァ、アヒージョ等に使うとメチャ美味しくなる(^^)d)


あいにくワインを切らしてたので、今夜はビールと一緒に味わうことに(^^)d

このあおさパンは、志摩地方の特産であるあおさで作ったフランスパンで、1994年の洋菓子パンコンクール優秀賞を取得している美味しいと有名なパンなのだ。

ホテルオークラ神戸やタラサ志摩ホテル&リゾートで修行後、2012年に独立した北川裕士シェフの作品である。こちらだよ↓


一本で630円。あおさの香りと風味がメチャ美味しくて、お局様
がいつも伊勢に出張に行くと、職場の皆の分をまとめて買い占めて来てくれる(^o^;)

元々はケーキ屋さんらしいが、お店ではこのあおさパンを使ったレストランも併設されている様だ。
他にも、あおさパンのラスクに和三盆をまぶしたラスク等、他にないスイーツもあるみたいなので、今度一度訪れてみたいと思ってる(^^)/

私が拝読させて貰ってるブロガーさんは、いつもヘルシーで美味しそうなお弁当やお料理を作っては、投稿されている。まだ若いのに、きっと栄養面も考えてお料理してるんだろうなぁと感心しながら読ませて貰ってる。
私も見習わなきゃ🎵


健康な心身は、規則正しい生活と食生活、適度な運動だと痛切に感じている私、、(^_^;)

少し前に比べると、随分体調は良くなったけど、旅行後に2ヶ月近くウォーキングをサボったせいか、代謝が落ちてしまった様で、体重が二キロ近くも増えてしまって焦ってる、、(((^^;)
昔はいくら食べても太らなかったのに、、年を取るとホント、新陳代謝まで悪くなるのね(-_-;)

絶対に元に戻す❗ここに宣言〜💨、絶対に有言実行するゾ〜((o( ̄ー ̄)o))

「PATISSERIE LA RICHE-TERRE(パティスリー ・ラ ・リシュテール)」
三重県伊勢市旭町75-2 M'sビル1F
Tel : 0596-26-1888
営業時間 : 10:00〜19:00
定休日 : 火曜日(月二回休み・祝日の場合変更あり)

パースで出逢った猫の様な目力美人

2016-11-14 22:34:00 | 大人の独り言
私は余り人覚えの良い方ではない(((^^;)
よっぽど特徴のある人や印象的な人、自分の好みでない限りは記憶の中に留まってくれない。

なので、私の記憶に残る人は、カテゴリーで分けると多分3つくらいだと思う、、(((^_^;)

1つ目は、私好みの人や美男美女のカテゴリーに入る人。2つ目は、身体的や言動に特徴やインパクトのある人。3つ目は、私に対して何か働きかけた人(例えば、不愉快な態度とか逆に親切な態度とか)

この夏、私の心に強烈な印象を焼き付けた女性がいる。
パースのJCBプラザにいた、竹内結子似のオカノさんだ。


年齢は、20代半ば位だろうか。
最初の印象は、正直言って余り良くなかった(^_^;)

開店すぐに訪れたせいかもしれないが、私達が入っていってもパソコンから目を離そうともせず、めんどくさそうな感じだった(--;)
「日本じゃあ、クレームものだわ(-_-;)」なんて思いながらもめげずに問いかけていくと、最初の内は気だるそうな事務的な対応だったが、エンジンがかかってきたのか、途中からは笑顔も見せ始め、私からの色んなリクエストに対しても、テキパキと丁寧に答えてくれて、私の必要としている情報を的確に与えてくれた。
その対応を見ている限り、仕事は出来るようだ。

ネイティブの様な流暢な英語で電話をかけている彼女の横顔を見ていて、" ストロベリーナイト "の時の竹内結子を思い出した。
少し上を向いた鼻筋の通った鼻、形の良い唇、色白の透き通った肌、そして何よりも強烈な目力を持った切れ長の綺麗な目、、全て、彼女の生まれ持った武器だと思った。


パッと見は、クールでドライなイメージの女の子なのに、息子とポケモンGO!の話で盛り上がっている時の彼女は、まるで子供の様なあどけない笑顔で、キュートな女の子に変わってた。
その時の彼女は、今度は、NHKの大河ドラマで" 茶々 "を演じている時の竹内結子みたいだった。

猫みたいにコロコロと色んな表情を見せる子だなぁと、思った。そして、きっと周りを翻弄するタイプだとも、、

聞けば東京出身で、高校の時からオーストラリアに留学に来ていて、大学もこっちの大学を出ているらしい。かなりお金持ちのお嬢様みたいだ。
怖いものなしの向こう見ずの印象は、この辺から来ているのかも知れない。

人覚えの悪い私に強烈な印象を与えた、異国の地で出逢った目力の強い猫の様な美人の彼女。
この猫は、なんてパースという都会が似合うのだろう。

あれから2ヶ月以上経つけれど、何気に時々彼女の事が心に甦ってくる。

パースが余りにも素敵な街で思い出深いからだろうか・・
それとも、私の記憶に留まってくれる3つのカテゴリーの全てを彼女が満たしているからだろうか・・
いいえ、きっと彼女が、河野小百合女史が詠んだ、
「わたしをジャムにしたなら どのような香りが立つか ブラウスを脱ぐ」、、の女の子のイメージそのものだからだ。

私が、彼女と同年代の男性だったら、もしかしたら恋に落ちていたのかも知れないと、、まるで男性目線で、そんな風に思えるくらい珍しく私の心に残る、不思議な魅力を備えた女性だった。

「若沖の京都 KYOTOの若沖」〜京都市美術館の伊藤若沖展に行って来た(^o^)v

2016-11-13 09:29:00 | お気に入りの絵画・美術展
先週の4日、息子のマンションに冬物を届けに行った際、息子が塾のバイトに出掛けてる間に、京都市美術館の「若沖の京都 KYOTOの若沖」展に行って来た。

京都市美術館までは、息子の住んでいる四条大宮からは46番の市バスで乗り換えなしに行けちゃうので、メチャ便利だ(^^)/
京都市美術館は、こちら↓


帰りのバス停の前にはこんな風に案内も出ている。↓


出掛けたのが遅くて着いたのが4時過ぎだったから、閉館まで時間が余り無くて、ゆっくりと観れなかったのが残念だったけど、平日と言うこともあり、比較的空いてたのはありがたかった。

お仕事帰りのサラリーマンや老若男女、幅広い年代の人が来てて、伊藤若沖の人気の高さが伺えた。


今年は京都出身の" 若沖 生誕300年 "の年 と言うこともあり、京都市あげて若沖の展覧会に取り組んでいるようだ。

この7月にはママ友のサッチャンと、細見美術館の若沖展を観に来たが、やはり京都市美術館の方が数も多いし、見応えのある絵が多いと思う。

あと、「相国寺承天閣美術館」も若沖展を開催中なので、こちらは今月半ばに親友達と紅葉狩りに来た際に行けたらと思ってるし、12月からは「京都国立博物館」でも開催される予定だから、この際全部制覇しようと思ってる(*^.^*)

京都市美術館のパンフレットはこちら↓


裏側はこちら↓


作品はどれもすばらしかったが、何点かの絵の前では、釘付けで観入ってしまった。
その中でも一つだけ紹介するが、あとは実際に足を運んで是非本物を観ていただきたい(*^.^*)

こちらの「糸瓜群虫図」(残念ながら、この絵は今月の6日までで終わってる様だ。絵によっては、期間が決められているみたいだから、チェックしてね(^^;)))↓


どうやったらこんなに繊細な絵が描けるんだろうと、感心してしまった。静かだけど、躍動感があって、繊細だけど大胆なところが若沖の絵の醍醐味じゃないかと思う。

うちの職場のお局様も絵画が好きで、この前も東京でダリ展に行って来たらしく、新人イケメン君に、「詳しいことなんて分からなくて良いから、とにかく本物を観て来なさい」なんて、良いことを言ってた(^_^;)

私も詳しいことなんて分からない。本物を観て、「ワァ〜素敵💕」ってときめいて、その絵を描いた作者の心境や時代背景を想像したり、妄想したりするのが好きなのだ。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」なんて、わざわざ東京まで観に行ったが、小さいキャンバスなのに、遠くからでもオーラを感じるくらい素晴らしかったし、メトロポリタン美術館で観たモネの「ひまわり」(私はずっとゴッホだとばかり思ってたくらいゴッホのひまわりに似てる)も鳥肌が立つくらいすごい作品だった。

本物に勝るものは無しだ。
なので、息子にも小さい時から名古屋まで、美術館やコンサートには極力連れて行くように心掛けてた。そのせいか、絵やクラシック音楽にも多少の興味はあるみたいだ。

美術館の楽しみと言えば、グッズを購入する事(*^.^*)
今回は、若沖の代表作品のファイルを三枚購入(^^)/3つで1,000円少しだった。こちらだよ↓


市立美術館だからか、同じグッズも細見美術館より安くて、私が細見美術館で買って和室に飾ってあるこちらの色紙なんて、500円も安い1,000円で売ってて、ショックだった( ̄▽ ̄;)


あと、スゴく感動したと言うか、演出として素晴らしいと思ったのが、絵の説明をされている狩野博幸氏の解説文だ。

所々に飾られているのだけど、若沖の絵を観る際の時代背景や、作品が描かれた経緯を読み取るのに一役買っていて、私的にはこの人の書く文章(感性)に強烈に引き込まれてしまった。

パンフレットの裏面にも掲載されているが、その解説文の一例がこちら↓

「あのころの京都でなかったら、若沖という画家は生まれなかった。京都と若沖は、いわば一心同体、双面神だったといえる。
あのころの京都は江戸とは異なる精神の自由性に満ちていた。若沖が求めた絵画世界は、ひたすら自由にあふれている。
若沖は、要するに京都そのものだ。 狩野博幸」

狩野氏の解説文を読むだけでも、伊藤若沖の世界を知る手立てとなること間違いない。
京都市美術館のこだわりと質の高さを感じさせる若沖展だと、私的には思う(^^)/

「若沖の京都 KYOTOの若沖」京都市美術館
京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
(お問い合わせ)06-4950-7555(展覧会事務局)