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平成最後のお花見回想記・その③「霊鑑寺門跡」〜椿のおもてなしが最高にセンス抜群の椿寺🌺

2019-05-04 10:47:50 | オススメの神社仏閣
新しい天皇陛下がご即位されて初めての一般参賀が先程行われた✨
皇居前に集まった人は、既に五万人を越えているそうだ(^^)d

集まっている人達の中に、意外に若い人が多いのには驚いてしまった👀‼️
と同時に同じ日本人として心から嬉しく思うし、愛国心がある若者達に対し心より敬意を表したいと思う(^^)d


さて、今日も平成最後のお花見の回想記。
たまっている平成のネタをゴールデンウィーク中に仕上げてしまいたいから、頑張らねば(’-’*)♪

と言う事で、4月5日の金曜日、午前中に勧修寺と随心院を拝観した私は、午後からは今回一番行きたかった椿寺として有名な「霊鑑寺門跡」に向かった🚌

霊鑑寺は、京都の多くの偉人が思考を重ねた哲学の道から、急坂を登った如意ヶ嶽(にょいがたけ)のふもとにあり、所在地にちなんで「鹿ケ谷比丘尼御所」や「谷の御所」とも呼ばれて来たのだそう✨

近くには、去年拝観してお気に入りのお寺となった法然寺もあって、この辺りはこじまんりとはしているものの中々センスの良いお寺が密集している穴場スポットなのだ🎵

哲学の道は桜も満開になっていて、沢山の人で賑わっていた🌸


哲学の道を横切り、霊鑑寺を目指し歩いて行くと、案内板を発見👍
霊鑑寺は、普段は非公開のお寺となっており、椿の時期と紅葉の時期の限られた期間のみ拝観可能となっている✨


案内板の示す方向に進むと霊鑑寺の入り口が見えて来た↓


青空に続いている様な階段を上って行く✨


こちらが表門↓

霊鑑寺は、正式には円成山霊鑑寺(えんじょうざんれいかんじ)で、臨済宗の南禅寺派の尼門跡(あまもんぜき)寺院。通常の時期は非公開である。


表門を潜ってすぐの様子がこちら↓
真ん中に見える建物が受付所と御朱印所。


受付所の前の椿にはかなり年代物の立派な椿が↓
ただ、境内の椿はここだけに限らず既に見頃を過ぎていて本当に残念だった(/´△`\)


受付所の前には、休憩できるスペースも↓
テーブルの上には何気にさりげなく椿と雪柳が生けられていて、こう言うところが良いなぁと感動(*^.^*)


見頃は過ぎてはいたものの、ピンクの椿と地面を覆う花びらが綺麗だった✨


ツバキの名所として知られる霊鑑寺(京都市左京区)で、平成最後の春の特別公開が始まったのは、3月21日から。

期間は4月7日までだったので、私が行ったのは5日だから見頃が過ぎてても仕方ないね💦


霊鑑寺は歴代の皇女が住職を務めた尼門跡寺院。寺を創建した後水尾天皇がツバキを好んだことから、市の天然記念物である日光椿など100種類以上のツバキが植えられているのだそう✨

中でも京都市指定天然記念物である日光椿(じっこうつばき)をはじめ、散椿、白牡丹椿や黒椿など珍しい品種の椿を一同に咲き誇っている姿を見られる、貴重なスポットでもある(^^)d


貫禄のあるこちらの椿はまるで、生け花の様な佇まいである🎶
地面に散った花びらも素敵だ✨


境内には本当に色とりどりの椿が植えられていた(*^.^*)


こちらは、霊鑑寺関連の記事で必ずと言って良いくらい掲載されている、水に浮かべられている椿の鉢🌺
これを見たさに訪れたと言っても過言じゃない私(*^.^*)
境内の椿は見頃を過ぎていたが、この椿一杯の鉢を見れたので、ほぼ目的は達成されたも同然なのだ(*^▽^)/★*☆♪

この写真は、インスタにも投稿したお気に入りの一枚である🎵


こちらは大玄関↓
大玄関の前にも素敵なおもてなしが🌺


それがこちら↓
竹の筒に飾られた椿が🎶


拡大した写真がこちら↓
この写真もお気に入りの一枚🎵


大玄関での椿のおもてなしを堪能した私は、中門の先に進む事に↓
中門を潜った所には、書院がある✨


霊鑑寺の創建は、承応3年(1654年)頃といわれている。後水尾(ごみずのお)天皇の皇女である、多利宮(たりのみや)を開基として創建され、ご本尊は如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜおんぼさつ)との事。

創建以来、明治維新になるまでに5人の皇女や皇孫が入山していて、そこから「霊鑑寺尼門跡(れいかんじあまもんぜき)」と称されているのだそう。

この様に、門跡寺院は格調が高い寺院として知られていて、菊の御紋を使用することもあるのだとか✨

地面には、こんな感じに落ち椿が至る所に落ちていて、まさに" 絵になる "空間が演出されていた↓


又、尼門跡寺院は全国に13寺あるとの事。
私が拝観した事がある門跡寺院は、「青蓮院門跡」、「三千院門跡」、「曼殊院門跡」、「毘沙門堂門跡」等数あるが、 霊鑑寺は「尼門跡寺院」という珍しい寺院で、私も初めて耳にした。

「尼門跡寺院とは皇族や公家など、大変身分が高い女性が入寺することで、営々と営まれてきた独特な品格を持つ寺院」と定義づけられるとの事✨

格調高さと品格ある佇まいである事は、境内や書院を拝観する事で納得出来るし、至る所に飾られている椿の花一つ一つにセンスの良さとおもてなしの心をひしひしと感じる事が出来るのだ(*^.^*)

こちらの書院前のこの一角も本当に素敵だった↓

そして、江戸時代初期の第111代天皇、後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院には「四季花鳥図」などの狩野派の作と伝わる障壁画が飾られている。

特別公開では、庭だけでなく、狩野派の作品である障壁画や皇女が遊んだとされるかるたなども展示されており、残念ながら撮影は出来なかったのでご紹介出来ないが、私も一通り庭園を見た後に書院の中に入って堪能した(^^)d

こちらは本堂と回廊↓


本堂前の庭園は苔むしていて、その上に落ちている椿が風情があって素敵だった✨


こちらの本堂は、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉が寄進。皇室とも縁が深く、格式は高く、清楚な佇まいを残している。



本堂を通り越すと、いよいよ丘の上にある庭園へと続いて行く(’-’*)♪


庭園は、東山連峰の大文字山より延びる稜線を上手く使って書院の南に作られている。
こんな感じ↓


途中、丘の頂上付近には、下の方に見える椿の庭園を見下ろしながら休憩できるベンチも置かれており、後ろに植えられていた雪柳も綺麗だった(*^.^*)


こちらの椿「金花茶」は、黄色の椿の花が咲いていた✨
小さなお花で目立たないので、写真でも見えにくいとは思うが、私もガイドさんが教えてくれなければ見落として通り越すところだった(^^;


先程の休憩できるスペースを頂点に、順路は下り坂となり、下方の庭園へと続いて行く↓


細長い石畳の両脇には沢山の椿が植えられていて、苔むしている地面に落ちている椿の花が趣を醸し出しており、さすが皇女様達が住まわれていた門跡寺院だなぁと思いながら歩いて行く🎶




寺院の方が置かれたのだろうか。
遊び心が感じられて、更にポイントアップしてしまう(’-’*)♪


こちらも同じくハート型に飾られた落ち椿↓


霊鑑寺の見所の1つである般若寺型の石灯篭↓
その前にも落ち椿で飾られたスポットも🌺


白の椿もシャネルマークを思い出されて、
格調高い✨


建物とのコラボも素敵だ🎵


こちらの庭園は池を細くうがち、立石を使った
石組みを配したもので、江戸時代中期の作庭技法を用いた池泉観賞式庭園なんだそう✨


こちらにも灯篭があった↓


この辺りの椿はまだ見頃で美しかった(*^.^*)


この様に、霊鑑寺は皇室に深いゆかりを持つ寺院。

江戸時代の後期に即位した光格天皇は、御所が火災となった際に霊験寺を仮御所として居たのだとか。

光格天皇は、歴史上では、最後に譲位を行った天皇として知られ、今回の天皇譲位の際に、光格天皇の譲位を参考にしたと伝えられている。

令和の時代が訪れた今、皇室ゆかりで見所満載でしかも期間限定でしか拝観出来ないこの美しい門跡寺院に是非訪れて欲しいと思う(’-’*)♪

私も今度は境内の椿が見頃の時期に再度拝観したいと思ってる👍

御朱印ゲット↓


私が訪れたこの日も沢山の人が拝観されていて、御朱印を貰うにも行列が出来ており、何も考えずに御朱印を貰ってしまったが、後で調べたら色んな種類の御朱印もある様なので、是非下調べしてから拝観してみてネ

椿の花柄の素敵な御朱印帳も販売されていたよ✨


名称:霊鑑寺
住所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町 特別公開期間:2019年3月21日(木・祝)〜4月7月(日)
拝観時間:10:00~16:30(16:00受付終了)
拝観料:大人600円/小学生300円 ※15名以上の団体は1割引(大人540円/小学生270円)
アクセス: 京都駅から市バス5系統「真如堂前」下車徒歩約5分、 もしくは市バス100系統「宮ノ前町」下車徒歩約5分






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