遊女~asobime~色街道中探訪記

遊廓、赤線、青線があった場所、古い温泉街や町並み、看板建築、古い旅館や旧遊廓などの建物内も画像付きで紹介しています。

横手市増田町・商家の町並み

2018-09-27 01:06:00 | 日記
秋田県横手市増田町の中七日町通りは明治~昭和初期に建てられた商家、家屋、内蔵が建ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区になっています。


↓日の丸醸造株式会社
主屋…明治時代 文庫蔵…明治41年
現在、増田の唯一の醸造元です。主力ブランドは「まんさくの花」蔵元でも酒の販売をしており、蔵元だけで販売されている限定酒は見学者に好評となっています。

↓手前、白壁の建物が旧村田薬局
建築年代…明治後期
江戸時代中頃、伊勢国より増田に移住し薬舗を開業。十一代まで続いた増田最古の薬舗。明治後期に現在の場所に。

↓佐々平商店

↓下夕堰(下関)
こちらの石垣の水路は成瀬川の水を十文字町方面へ流した用水堰です。生活用水や防火用水に利用される増田には無くてはならい堰。かつては増田城お堀の水として使用されていた。

↓旧佐藤興五兵衛家
主屋…明治後期~大正期 座敷蔵…明治12年
代々の地主で増田銀行設立時の監査役の一人です。大正期に増田勧業社を設立し、セメントなどの建設資材を扱う商いをしていました。

↓佐藤又六家
主屋…明治前期 文庫蔵…明治前期
増田特有の細長い敷地に縦長に家屋を配置した姿を現在に伝えており、増田町最古の店(見世)蔵が現在も現役で使用されています。

↓二階の窓から主屋の中に店蔵が組み込まれているのが見えます。

↓旧石田理吉家
主屋…昭和12年 座敷蔵…明治14年
旧石田理吉家は、文政2年に石田久兵衛家より分家し、戦前まで酒造業(銘柄 金星)を営んでいました。豪華な内蔵を持つ木造三階建ての屋敷は来客をもてなす為の部屋も設けられている。


↓中にはこんな可愛らしい建物も。




木造モルタルの店舗も残っています。


探訪日 2017年5月3日




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