遊女~asobime~色街道中探訪記

遊廓、赤線、青線があった場所、古い温泉街や町並み、看板建築、古い旅館や旧遊廓などの建物内も画像付きで紹介しています。

登米町商店街通り

2013-12-22 16:29:30 | 日記
登米市の東側にある登米(とよま)町は伊達支藩の城下町として、北上川沿いの舟運により栄えた町でした。廃藩置県により明治期には県庁舎が置かれた事から当時の洋風建築や、江戸から明治、大正、昭和…様々な時代の建物が残っています。
↓旧登米警察庁舎横にある商店街通り。
看板建築が並んでいます。

岩淵呉服店





登米名物「あぶら麩」のお店。

昭和レトロな床屋さん。

カラフルなブロック硝子が素敵。

「海老紋旅館」
創業90年以上になる老舗旅館


上に燕の巣…?よく見ると下に蒲鉾の板が…旅館の人の心遣いが伝わってきます。

町内の古い建物

この日は日曜にも拘わらず、町内は工事中…
交差点奥の撮影は断念…>_<

城址公園近くにある古い廃虚

武家屋敷通り
右側に水沢県庁記念館があるのですが、
時間が無いので断念…( >_<)、

実は登米町の明治村の殆どの施設は16時30分で閉館する為、午前中からの見学をお勧めします…
そうとは知らず「観光物産センター」で、のんびりと「お団子」を頬ばる私…(笑)


登米市登米町・明治村
撮影日 2013/08/04



登米市・明治村「旧登米警察庁舎」

2013-12-22 16:20:21 | 日記
明治22年に建てられた「旧登米警察庁舎」は昭和43年まで現役の警察署として使われていました。洋風建築を取り入れた木造二階建てです。

二階部分には吹き抜けのバルコニーがあり、屋根は寄棟造り桟瓦葺きです。明治中期の貴重な擬洋風建築として、県指定重要文化財になっています。

一階突き当たりにある留置場。コチラは雑居房。時代劇で見た様な…

コチラは雑居房のトイレ…穴があるだけです。当時は穴の下に鉢を置いて回収していたらしぃ…横に消臭剤…?未だに臭うのでしょうか?^^;

コチラの鉄格子は仙台の留置場で使われていた物らしい…

むしろが敷かれた取調室は、江戸時代の「白州」を思わせます。

署長室…まず最初に思った事は、あの制服着てみたぃ…(〃д〃)←

一階にある展示室。

消防団の纏…(〃д〃)カッコイイ…




署長室の横にある階段から二階へ…
中央部分が磨り減っています。

二階の展示室は、各時代の制服の展示から、実際にあった事件簿などを紹介してありました…事件簿の中に、遊廓に外国人を無断で宿泊させた事例が…

帰宅してから調べると登米町にも遊廓があったらしく「全国遊廓案内」(昭和5年)によると、軒数4…人数20…とありました。

ふれあいコーナー♪
実際にライトを点灯したり、サイレンも鳴らせます。

警察署の外へ…



敷地内にある火の見櫓

懐かしいポストは現役の様です…

建物を横から撮影。

旧登米警察庁舎の前にある建物。

旧登米警察庁舎の前はカーブになっていて、近くには蔵づくり商店街や北上川が流れ、船での運行が栄えていた時代、交通要所の監視として、この場所に建てられたらしいです。


登米町「旧登米警察庁舎」
宮城県登米市登米町寺池中町3番地
撮影日 2013/08/04


登米市・明治村「高等尋常小学校」

2013-12-22 16:15:48 | 日記
宮城県登米市にある「旧登米高等尋常小学校」は明治21年(1888年)に建てられた、木造二階建ての明治中期の洋風建築で、屋根は寄棟造りの瓦葺きです。

現在は明治以降の教育史など伝える資料館として見学する事ができます。
特徴的な二階のバルコニー

教室内


時鐘

当時の授業風景の再現もしています。

窓の外には現在の学校が見えました。

懐かしいオルガン。鍵盤上のボタンで音色を変えられます。

ジャノメ足踏みミシン。

畳敷きの家庭科室の様な雰囲気の教室

続いて校長室へ…
校長先生は、「堀内孝雄」似でした(笑)

当時のリアルファー付きインバネスコート…来てみたい…(〃д〃)

校長室にあるオルガンは特注品の様…

校舎内の土壁は震災の影響で崩れたらしく、補修工事中でした。

国指定重要文化財に指定されています。


「旧登米高等尋常小学校」教育資料館
宮城県登米町寺池桜小路6番地

撮影日2013/08/04