10月に俣野別邸庭園で愛犬教室を開催することになって
ことしは、公園側の依頼で「お散歩マナーとリードワーク」になりました。
公園のお話では、リードを長くのばしての苦情があるそうで、
公園を歩くみなさんの安全のために、ぜひということでした。
リードワークについては、
CDSの下ごしらえ(持ち方、手繰り方、すれ違いのときの人の動き方)をお伝えする予定。
みなさん、ゆるめるというと「J」をイメージすると思いますが、
CDSではそうではないのでうまく説明できるかな?
最近はペットショップでおすすめしているのか、フレキシブルリード(以下フレキシ)での
お散歩がとても多いです。
手に持ったお散歩バッグと同じ手で持ってる( ̄∇ ̄)
先日、実物をチャーリーママさんからお借りしてきましたよ。
Choco.さん、いつもより自由に歩けません。
体勢を立て直そうと反対側に重心がかかってる。
つねにテンションがかかっている感じ
ハーネスのD環がねている。
身体が引っ張られて曲がっているような気がする…。
普段のハーネスのD環は立っててリードはゆるんでいる。
身体は力が入っておらず、まっすぐ。
普通のリードもそうですが、どうして小型犬用のリードって短いのばかりなんでしょう。
フレキシの持ち手も子ども用?って思うほど小さいですよね。
それに比べて中・大型犬用はすごくゴツイし、重いです。
たぶん操作があるので、利き手でずっと持ってるし、
いまどきは空いている手にスマホ!なんて人も結構います。
ロングリードの説明には、「広場で遊ばせるときに」って注意書きがありますが、
広場で付け替える人はほとんどなしです。
犬が進めば反射的に伸ばす。縮めるときには自分は動かず、犬を引き戻す。
犬同士でハチャハチャするとお互いにからまって危険極まりないこともあります。
まわりが薄暗くなるとコード部分は見えなくなるし、あわててつかめばやけどしたり
手を怪我したりします。相手も同じ。(ひどいけがをしやすいです。)
おとなしく飼い主さんのまわりを歩く子でも、興味あるものがあれば走るわけだし、
その時にスルスル伸ばしてしまってほかの人や犬がびっくりもあります。
大型犬の飼い主さんでもフレキシを使っている人多いです。
ハンドル部分だけでは止められないし、完全に綱引き状態( ̄∇ ̄)
なんどもやればロックの故障にもなりそう。
飼い主さん的には、あまり動かなくてよいし、犬は自由に歩けると思っているかもですが、
ちょっと使ってみただけでも、犬は決して歩きやすくないし、
やはり安全を考えるとお散歩には向いていないと思いました。
手前みそでなく、3mリードは理にかなっている!という結論でしたね。
久しぶりの水路!!
今年も間に合った~。やっと見れました~♪
私もロングリード使ってますよ。
ゴールデン女の子3歳で、40キロ近くあるのですが、他犬でも来ない限りのーんびりゆっくりで、老犬かのようなお散歩を楽しんでいます。
それは首に負担がかからないハーネスと5mのロングリードのおかげです。
素材も軽いので犬のストレスの心配はないです。
犬を尊重して犬のお散歩についていく感じですので、お散歩コースはワンコまかせです。
首輪とフレキシブルリードを使っている方は絶対やめるべきと私は思います。
犬の気持ちになって改めてもらいたいです。
行きたい場所に行こうとするとガツンと引っ張られてしまうなんて!
自分が首輪を付けられ、フレキシブルリードをされて歩いたらどうなるんだろう、と考えてもらいたいです。不快感の何物でもないと思います。
リードは犬の安全を守るための道具です。
ちまたで販売されている短いリードは人間が楽して散歩するための道具にしかありません。フレキシブルリードも同様です。
犬の為を思うならばしつけだって必要ありません。
しつけなんてしなくても犬はきちんと学習して一緒に楽しく暮らせる大切な仲間になれます。 しつけなんて人間の都合ですよね。 ケージに閉じ込めるなんてありえません。
お返事が遅くなったことすみません。
フレキシブルリードは初めから使っている犬にとっては引っ張られ感もそんなものかと思っているのかもしれないと思いますが、やはりリードを短く持っていても引っ張られていないChoco.には、違和感があったのだろうと感じています。
それだけでなく、使う場合には犬もヒトも安全面を考えたうえで適切な場所で、正しい使い方で行ってほしいと思っています。絶対反対と言ってもなくならないと思うので…。
ただ、首輪も反対…となると、それは私は違っていて、実際にはハーネスをつけられない犬もいます。そういう飼い主さんたちにとって首輪はダメとは言えませんよね。そうしたらお散歩も行けなくなってしまうわけですから。リードも同じです。私は3mリードを使っていますが、それをだらりと伸ばしたままでお散歩はしません。だらりとのばしていたら、それこそフレキシと同様迷惑ですもの。
なので、私は、道具である首輪、ハーネス、リードは犬のQOLを考えて、犬とヒトが快適にお散歩できるように飼い主がリードワークを学べばよいという考えです。
Haraさまのコメントの中でひっかかったところがいくつかありました。
ひとつは、愛犬のゴールデンの女の子のことです。40㎏はいかにも大きいですね。
そして3歳の若い犬が老犬のようにゆっくり歩くお散歩…ということに疑問を持ちました。
犬を尊重し、しつけも不要、ストレスのないお散歩とおっしゃっていますが、犬が犬らしく暮らすことから離れているように感じてしまいました。我が家のChoco.は、十分老犬ですが、たまに柴犬のように高速回転もしますし、走ったり、芝生でゴロゴロしたり・・・高揚する場面もありますが、それが終わればまたリラックスした、穏やかな顔でふつうに歩きます。それこそ、犬にとって楽しいといえるお散歩だと思っています。ストレスがないようにとおとなしくさせることばかり考えていたら、きっと今頃は歩けない、ボケ犬になってしまっているに違いないと思います。(クワバラクワバラ)いろいろな刺激を受けながら体力をつけたり、考えたり、犬に会って吠え合ったり、においを感じたり、そういう中で社会化や犬らしい生活って積まれていくのではないかなぁ。そして、老犬になっても若々しくいられるのではないかなぁと思います。
3歳の若い犬がゆっくり歩くことがよいとされたら、あまり刺激を許されてないのかとちょっとかわいそうに思いましたし、それって犬の環境エンリッチメントは満たされているのかな…と考えてしまいました。
ひょっとしたら飼い主さん側の自己満足?ゆっくり歩いてくれれば楽ですもんね。
若い今のうちから速足で歩いたり、ゲームしたり足に筋肉をつけておかないと、シニアになった時、早くから足が衰えてきそうで心配です。
またなにをもってしつけはいらないとおっしゃるのかもよくわかりません。犬はもちろん学習します。犬がどのように学習するのかこちらも学んで犬がこの社会で暮らしやすいように導いてあげる必要はありますよね。それを私はしつけと思っていますが…。
ケージもいたずらするから、うるさくするから閉じ込めておくというように、罰として使うことはもちろん反対ですが、ケージにいられることは、よいことでもありますよ。頭から反対する必要はないと思います。
犬のためとおっしゃっていながら、ちょっと??な感じだったのでコメントが遅くなりました。
もしよろしければ、私の師匠の「私は社会化のドッグトレーナー」をどうぞ。
動物福祉にあふれ、エビデンスに基づいた犬との暮らしを提案されています。
https://charliemama3.hatenablog.jp/
長文失礼しました。