遠ちゃんのお部屋改造日記

お部屋改造計画での日々をゆるりと更新しています。
お時間のあるときに、よかったら遊びに来てください。

この仕事に就いた理由・続ける理由<1>

2006-05-29 22:54:04 | 想い
このブログを始めて、早1ヶ月。
日記とか、家計簿とか、どうも長続きしない
言ってしまえば、三日坊主の自分が、
良く続いてるな、と思う今日この頃・・・
たぶん、こういう事も好きだったんだなと発見しました。


今日は、今のお部屋のイイ感じの画像とともに
ちょっと語ってしまおうかと思っております。
(奥の方に段ボールが写ってるとか、
ホットカーペットがまだ敷いてあるとかはお気になさらず)

これから書くことは、あくまでも個人的に感じ、悩み、考え
結論を出した結果です。
自分自身に一番合った方向を見つけるまでの課程です。

この仕事を生涯の仕事にして行こうと思ったのは、
大学時代の就職活動中でした。

もともと、建築系の大学に4年間在籍していたので、
就職活動も自然と建築系の会社や住宅メーカーに脚が向いていました。

ですが、どの企業のセミナーや面接に行っても、
どうもしっくりこない・・・
<自分のやりたい事は本当にこれなのか・・・??>
と自問自答する日々が続いていました。

なぜシックリこないか・・・?
色々と原因を考えていた結果、
まず一つ目は、自分のやりたいと思う事が企業に入ったとして
実際には到底できない可能性が高いということ。

もともと、住宅メーカーであれば<設計職>に就きたいと思っていました。
ですが、どうもやはり男性社会なところは拭いきれない感じが
面接官の方の印象からも受けていた。

二つ目は、大きい企業では当たり前の事で普通の事だとは思うのですが、
全てが分担制という点。
私は、初めてお客さまにお会いしてからプラン、設計、施工、引き渡しまで、
全てにおいて自分自身が関わりたかった。
しかし、どうしても、担当がそれぞれ別れる。

営業担当~設計担当~工務店~最後、営業担当。

どうしても、一人のお客さまを最後まで自分自身が関われない。
一番お客さまの要望だったり、密接に関係していくのは営業の担当者。
でも、設計をするのが希望だし、はたまた大工仕事もこなしたい。


相当欲張りなのは分かるんですが、
どうしても、最初から最後までお客さまと身近に接したかった。
お客さまの理想を完璧に近い状態で把握したい。
そして、それを出来上がる物に対して確実に反映させて仕上げたい。

そう考えると、どうしても自分一人で全部をこなせるようにならないといけない。

もちろん、実際に働いたわけではないですから、
当時の考え方は間違っていたかもしれません。

そして建築に対して興味を持ち始めたころから、
外観のデザインももちろん大切な要素だとは思っていましたが、
それよりも大切なのは、中身自身なんじゃないか?という考え方が
私の大半を占めていました。

人間、外にいる時間と、家の中や会社、レストランでもなんでもいいです、
建物の中にいる時間の方が圧倒的に多いんじゃないか。

そして、どうしても新しく立つビル群は私にとっては同じようにしか見えなかったんです。
だとしたら、余計に中身充実していないと意味がないんじゃないか?

さらに重要なのは、その中での生活がいかに快適になるか?が一番重要なんじゃないか?
それに、今、外観にも満足している人はどれだけいるんだろう?
外観に満足していなくても、中が快適だったら生活にも、精神的にも潤いが
出てくるんじゃないか?

そんな事が、大学への進学の際、考えた結果でした。

その考え方、大学時代も、今も変わりません。
むしろ、今は、いかに皆さんがいろいろな事に我慢して部屋を選び
生活をしているのか、数々経験してきて、
この考え方に対して確信めいたものも感じます。

話がちょっとそれましたが、あんまりそれてもいないかも。
しっくりこなかった理由の一つに、

やっぱりお部屋改造(当時は模様替えという言葉でした)が好きなんだ!

という気持ち。
もともと自分の部屋をどうにかしてやろと考えていたのが興味のきっかけ
の一つかもしれませんが、
とにかくワクワクしていたんです。
ただタンスを動かしてみたり、
押し入れの襖を外してカーテンにしてみたり、
それだけでも楽しかった。

こんな事が仕事にできないものかと考えていました。

でも、こんな事をやっている会社がいっこうに見つからない。

やっぱないのか・・・と思いました。

じゃあ、就職して、社会経験を積んだら、自分で始めちゃえ!!って
面接を受けながら思っていました。

ところが、あったんです!!!
本当に偶然、大学の研究室でネットを見ていた時、
変わった名前(当時はインクルードゥでした。)だな??と思って
クリックしてみたら、会社名よりも先に

<お部屋改造計画>

の文字が目に飛び込んできたんです。

これはもしかするともしかするぞ!!!
と思って、ホームページをくまなく見ました。

まさしく、自分がどうしてもやりたかった仕事でした。
そして、会社概要に載っていた代表の言葉に
自分が考えていたことと、まさに同じものを見つけ、
確信しました。

その場ですぐ電話をしようと思ったのですが、
さすがに時間も遅くて友達に止められました(笑)

翌日、さっそく電話をかけ、
弟子にしてくれ!!!と言わんばかりに懇願。

思いのたけをぶつけて、
連絡を待ちました。

その後、
『今度、床の改造があるから来る?』
という誘いを頂き、二つ返事(笑)

私の場合、それが、言ってしまえば面接でした。
忘れもしません、4月の29日。
22歳の誕生日でした。

初めて会った代表に、かなり緊張しつつ、
お部屋での仕事は楽しくってしょうがない!!!

なんだこれ!!おもしろっ!!

床改造でこんだけ興奮してますから。

その時、代表が話してくれた
「うちはね、お客さまに合わせたお部屋を造るのが仕事だから」
と言う言葉。

(カウンセリング~プランニング~プラン説明~買い付け~改造準備~改造)
全てに対して自分自身が携わる。そしてこなす。
だから、何を聞かれても分かるし、答えも的確。

まさに、それ!

自分がどうしてもやりたかった仕事でしたし、
自分が理想にしていた仕事のスタイルでした。

それからは、
このチャンスを逃す手はない!!
って必死でしがみつきました。

本採用に至るまで、いろいろな事があり、
いろいろな人にいろいろな事を言われました。

でも、一切気持ちが揺らがなかった。

それは、意志が強いっていうより、
自分が本当に好きで、本当にやりたい事を
見つけられたからだと思います。

偉そうな事をつらつらと書いてしまいました・・・

この続きは、また今度・・・


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2 コメント

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Unknown (じゅん)
2007-02-08 15:36:54
以前、お電話で失礼しました!遠藤さん、お変わりありましんか??
あの後、電話で話した内容、そしてまたHPをみながら遠藤さんの仕事に関する情熱、そしてお部屋に対しての考えがよくわかりました。
まだまだ思う事を言い切れてないぐらいの情熱でした。
改造例でだけでしか拝見できてませんが、たくさんの人達の想いを受けとめて、一軒1軒、想像を形にしてこられたのですね。とても素晴らしい職業だな~と思います。
この、HPをみたからこそ私も遠藤さんに!是非とも遠藤さんに!!と思ったので電話では緊張してしまいました。
今、実家では16日から1週間、そして26日から1週間、バリアフリーの改装工事が入ります。以前から母が家の中で怪我ばかりしていたので、今やっと思い切ったようです。
安全で心地よいお部屋は、やはり人の気持ちも穏やかにさせるのでしね。工事に入る前からホッとした様子です。
私にも同じことが言えます。私の今のアパートも広さと日当たりでけで選んだはじめてのお部屋なので、ハッキリ言ってしまえば、毎日毎日引越しのことばかり考えてます。
で、せっかく遠藤さんにやっていただくのなら、それに見合う環境へまず引っ越そうと考えたのです。実家のバリアフリーの工事が終わり次第、早めに慎重に部屋を決め、素敵に変身していただこうと思います。
インテリアイメージなどは固まってきましたYO!
あとは部屋を見つけるだけです!!

今の部屋みたいに、広さと家賃だけで決めることはもうないでしょう・・・(笑)  床がきしむんですよ・・いつかこの重いミシンが下の落っこちるんじゃないかって心配で・・

あまり物を捨てることが出来ない性格ですが、さくさくっと引っ越せるよう今から不用品を処分したます。
そして、遠藤さんに全てを委ねたら、一生しのインテリアを大切にしようと思います。長文失礼いたしました。引越しの日にちが決まり次第!即!!連絡いたします!宜しくお願いいたします!!

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Unknown (遠ちゃん)
2007-03-07 21:28:11
じゅんさん

コメントへのお返事が遅くなってしまってすみません・・・
コメント頂いた後、お電話でお話しさせて頂いて、私もとても嬉しかったです{スマイル}

お話しさせて頂くたびに、じゅんさんのお部屋に対するこだわりや熱い思いがヒシヒシと感じられて、私もその期待に応えようと言う気持ちが膨らんでいました。

そして、この熱いコメント!<太>感謝です!!</太>

新しいお部屋が決まりましたら、私達スタッフも精一杯ご協力させて頂きます{ガッテン}
ご連絡お待ちしております(^v^)/

じゅんさんも、とてもお忙しい日々をお過ごしとお見受け致しますので、お体大事になさってください{りんごちゃん}

お会いできるのを楽しみにしております!!!
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