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閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活談、世相・世情 💹📆、書評📒、知的生産技術💻📱を書き綴ります。⏳

良寛は我が国を代表する知的生活者である

2012年06月12日 | ビジネス・言論・政治・マスコミ

良寛は戦前は知られた人だったが、戦後の教科書では和歌ぐらいしか登場しないと記憶している。
もっとも書道をされる方なら、名品とされる良寛の書はお目にかかっているはずである。

さて、良寛は、曹洞宗の僧侶であり、和歌、書のほかに、漢詩、俳句、狂歌、俗謡、国文法なども手掛けるマルチタレントである。
書簡(手紙、エッセイのようなもの)も多数残されている。
良寛は、地位、財産、名声を求めず、清貧の中に生きたのである。
その作品群から、彼は江戸時代を代表する知的生活者だと言って過言ではない。
良寛に関する本で入手可能なものだけで300冊は存在する。

辞世の句は、「散る桜 残る桜も 散る桜」と言われている。
この句は、太平洋戦争(大東亜戦争)期に、神風特攻隊の心情になぞらえた歌として知られている。

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