閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

家郷の訓

2014年08月02日 | 書評 日本論・國體
家郷の訓/宮本常一/岩波文庫/1984

民俗学者、宮本常一が、その故郷、山口県大島の明治末から大正にかけての暮しぶりを描いた生活誌。
書かれている内容は、父親の躾、社会のしきたり、生計の立て方、子どもが遊び方、躾、青年組織などである。

なかでも父親の躾については、子育て世代の父親には参考となるのではないかと思う。

たぶん、今の90~110歳くらいの方々の少年時代もこのようなものではなかったか思わずにはいられない。
良き伝統、文化が廃れていくことを嘆かれる方におかれては、この本に書かれていることを参考に子孫に書き残されんことを推奨したい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古事記はいかに読まれてきた... | トップ | ユダヤは日本に何をしたか ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿