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閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活談、世相・世情 💹📆、書評📒、知的生産技術💻📱を書き綴ります。⏳

行動学入門

2014年03月06日 | 書評 エッセイ
行動学入門/三島由紀夫/文藝春秋/1970


偉大な小説家だった、三島由紀夫が雑誌等に連載されたエッセイの寄せ集め本。
行動学入門、おわりの美学、革命哲学としての陽明学の三部作で構成されている。

行動学入門はPocketパンチOh!
おわりの美学は女性自身
革命哲学としての陽明学は諸君
連載ものである。

あとがきで三島は

「まじめで良心的なのも思想だが、ふまじめで良心的という思想もあれば、又、一番たちのわるいのに、まじめで非良心的という思想もある。私はこの第三の思想にだけは陥りたくないと、日頃自戒している者である」と結んでいる。
この第三の思想とは、マルクス主義のことを指しているのであろうか?

さて、この本については、世代を越えて読み継がれそうな箇所が2箇所ある。

三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」小考
http://www2.ocn.ne.jp/~ichitubo/yomei/mishimakou.html

おわりの美学
http://vv-magazine.com/archives/21002853.html

新聞記事の劣化、歴史書の大半がいい加減な類のものばかりであることを知っているなら、こういう本をじっくり読んだ方がためになるはずだ。

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