閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々

2015年03月07日 | 書評 歴史
真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々/ロバート・B・ステイネット著/妹尾作太男監訳/文藝春秋/2001

アメリカ政府未発表だった資料を根拠に、真珠湾攻撃前の日本海軍の無線封鎖は徹底されていないこと、日本海軍の暗号電文は解読されていたこと、マッカラムの戦争挑発行動八項目覚え書きに沿ってルーズベルト政権が日本を開戦せざるを得ないように追い込んだことなどが書かれている。
発売当初は驚愕の書として見られたいたようだが、歴史書などで引用されるケースは少ない。
この本が、書かれていることが本当かどうか、アメリカ政府がまだ開示していない資料、それもルーズベルト大統領および側近に係わる決定的資料を待った方がいいかもしれない。
衝撃的歴史書であるには違いないが、日米双方の研究者の食い違いがある以上、この本に書かれていることがすべて真実だとは思いたくない。

また、日本海軍の暗号が解読されているのであれば、日本側の協力者が少なからずいるはずだという見方ができるかもしれない。

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