閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

知の休日

2022年12月18日 | 書評 エッセイ

知の休日/五木寛之/集英社/1999

五木寛之が、小説家という殻(肩書)を捨て、一般人的感覚で、自身がこだわり持っている世界(本、身体、芸術、自働車、声、靴、夢)というタイトルで自身のウンチク含めた経験談について述べた、いわゆる私生活紹介本。

昨今は、80歳過ぎて、富も名声も名誉も得ているのに、(葬式代稼ぎのつもりなのか)金儲けに走る言論人だらけであるが、五木寛之はそうではないようだ。敢えて政治について語らないことも好感が持てる。この種の人物にありがちな、自分は偉いんだ、凄いんだみたいな驕りがないことなどから、五木寛之という人の人柄が伝わってくる。


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