閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

日本国紀の書評

2019年01月29日 | 悪書
著者の歴史観として、考えていることがずれているとか、すべて間違っているとは思いませんが、歴史書としては、既に出版されている歴史書の劣化版という評価でいいように思います。著者は、何冊か歴史書を出してから、通史を書くべきだった。


【池田信夫氏】『日本国紀』を痛烈に面罵。「かなりお粗末」「おもしろくなかった」「無味乾燥で、オリジナリティがない」
http://trendmtm.com/archives/42733


その点において、著者の歴史に対する態度は軽率と思います。タイトルを「小説日本国史」とすれば批判は避けられたでしょう。小説家なのですから、得意の小説の手法で書けばいい。
歴史家だと言うなら、作法は変わる。それを著者は理解できていないということです。

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