断崖に咲く向日葵のように

あの時、ギターを始めていなかったら、、、


(見出し写真・・・TAKAを激撮するコンテスト オフショット部門大賞 Photo by Python Rosso)


あの時、、、、寒い寒いこの冬が終わり春になれば、まったく触れた事の無いギターという楽器を
初めて手にしたときから8年目となる。
もともと指先が超不器用なので楽器の演奏なって無理だろうと思っていた。
それに、人前に出て何かを発表したり披露するとか話すことも唄うという行為も
苦手であり、好きでないというか、そういうことに興味がまず無かった。

ただ、音楽は好きだった。
幼少期からジャンルを問わず流れ聴こえてくる「音楽全般」が好きだった。

およそ8年前のその頃、
オリジナル楽曲を作りギターの弾き語りでステージ立って活動している友人に、
「僕がもしギターを始めたなら、、、、」だったかな。
確かそんなことをその友人に話したことで、
それから数週間後にはその友人からギターを一本譲ってもらえる(貸してくれる、だったかも)
ということで、ちゃっかり友人宅までギターを取りに行った。
8年前なので、もうけっこう前の話しになるのだけど、
でも昨日の事のようにそのコトを
はっきり覚えているよ。
ええ、そりゃもう はっきりと。。(お卓的な表現だ)

あの時、その友人が僕にギターを差し出してくれたのは、
言葉に出さずとも、助けを求めていた僕に気づき、
ギターで手を差し延べてくれたように思う。

そして、そのときから、
1つもコードの押さえ方を知らない僕とギターとの格闘が始まった。
それはギターと「楽しく戯れる」のではなく、ほんと格闘のようだった。
なにせ、まず左手の指が動かない。ちゃんと押さえられない。
右手は上下の簡単なストロークさえもできない。
それから数か月、それでもほんの少しだけ弾けるようになってきて、
無謀にも人前に立って弾き語りというのをやってみて、
あまりの極度の緊張と
全然弾けない不甲斐なさというか恥ずかしくみっともなく痛々しい自身の姿に、
ステージを終えてヨロヨロになって席に戻ると、そのまま気を失うという、
とんでもない事態に陥った(;^_^A
それでも、その後もギターを弾くことを、人前に出て行くことをやめなかった。
まさしく、「格闘」だった。
始めはギターとだったが、それは自分自身との「格闘」だった。
「音楽」が好きだったから、
どんなに苦手でも痛々しい思いをしても、
始めてしまったからには自身でギターを演奏するという「音楽」も
好きになりたかったし、「音楽」から簡単には逃げたくなかった。

あの時、ギターを始めていなかったら、
いまこのコロナ禍の中で、僕は何しているだろう?どうしているだろう?
もちろん、存在していることが大前提だが、
ギターを手にせずにいたら、この8年近い歳月の中で何をどう思ったり、
考えたり感じたりしていったなかで、この一連のコロナ禍の出来事や生活の中で
どうしたいって思ったり、嘆いたり、諦めたり、不満を持って怒ったり、しただろう。

風景写真は撮っていたかもしれない。
ギターを始めるずっと前からの趣味だ。
ただ、人様にその写真を観てもらおうと観てほしいと思うようになったのは、
ギターを始めたこの延長上にあったことでなので、ギターを始めていなかったら
きっといまも自分一人の趣味のままだったろうと思う。

あの時、ギターを始めていなかったら、、、、
それがどんな未来(いま)になっていたのかはわからない。
未来(いま)は無かったかもしれないし、
一発逆転起死回生の「何か」と遭遇していたかもしれないし、、、(;^_^Aま、それは無いな。

ギターを始めたからの「いま」なのだから、
このコロナ禍の世界をある意味受け入れていかないと、、、うーん、上手く書けないな。

いろいろなことに、どうするか?を考えている。
万人への「正解」は無いから、
自分にとっては何が「正解」により近いのかを考えている。

おかげさまで、
正直、少し身体も気持ちを重たいが、
動きがまったく鈍くなるようなほどでもない。

あの時、ギターを始めていなかったら、
いまのこのなんとも言えないこの感覚を、
こんなコトを、感じはしなかっただろうし、
思わなかっただろう。

だとしたなら、
ひとつ知らないままでいただろうことを知れたのだから、
いま感じているのだから、
それを自身の「力」や「知恵」として、
いつまで続くのかこのコロナ禍や
コロナ禍が収まった後にもまた何かあったときに役立てればいいのだろう。きっと。
そう思えば、少しは前向きになれるってものだろう。
あの時、ギターを始めていなければ、
こんなことは思わなかったのだろうから。

今日の見出しの写真の僕は、
弾き語りイベントの前に少しでもギターに触れていたくて、
店先に椅子を出しては、ポロポロとギターを弾いて軽く唄っていた。
8年前に、こんな僕の姿が「未来」に在るなんて、
僕自身が想像していなかった。
未来ってきっとそういうモノなのだろう




~ブログ記事は以上ここまです。
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TAKAの2022年4月までの活動は、
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topics
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2月13日(日)神奈川県横須賀市上町 南国風カフェ こひさまコーヒー
つなぐ・ひびく・おんがくプロジェクト主催
「新・横須賀ストーリー vol.6 」
オープン 12:30
スタート 13:00
チャージ無し 要オーダー
投げ銭制
出演者(出演順未定)
TAKA ONE'S STATION (ギター弾き語り)
Python Rosso  (サックスデュオ)
本多 政幸    (ギター弾き語り)
ミヤとむぎ  (ギター&ボーカル)

※ ジンジャーハイボール・ハーフは都合により出演キャンセルとなりました<m(__)m>

※※※ photographer TAKA NOZOMI ※※※

〇TAKA撮影による風景写真集をお店でお買い求めいただけます。

横須賀市上町 南国風カフェ こひさまコーヒー



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コメント一覧

insomnia-lion
はぴ、コメントありがとう(^^)/
コロナウイルスだなんてモノが蔓延して、
こんな世の中になってしまうなんて、、、
ギターを始めて今も楽しく続けているおかげで、
コロナ禍でも大きく落ち込んだり、不安定になったりせず、
なんとかやっていけています。

落ち着いたら、完全生音生声ライブを企画しようと思っていますので、そのときはお声掛けしますね(^^)/♬
はぴ
グッとくるブログでした!
Takaさんの優しさが滲み出てます!
改めてギターを始めていただいて良かったな、と!
過去に俺の主催ライブにも出ていただき
ありがとうございました!
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