奄美自然観察記

高のフィールドより

冬羽の識別に戸惑う  コアジサシ

2019-06-22 18:08:24 | 鳥類




早朝は雨もそれほどは降りませんでしたが、梅雨前線の停滞でしばらくして、やはり雨が降り続きました。久しぶりに大瀬海岸に寄ってみると、潮が少し満ちていて、これまでの雨で濁った水が流れ込んでいます。浅瀬には、キアシシギやソリハシシギの姿が観られました(写真1枚目)。そこへ5羽のコアジサシがやって来て、次々にダイビングを始めました。と、1羽の個体はコアジサシからぬくちばしが黒い色(写真2,3枚目)で、ハジロクロハラアジサシでもないしと、しばらく戸惑ってしまいましたが、これはコアジサシの冬羽だろうと思い直しました。もちろん、アジサシとも考えられますが、時期的にもコアジサシ4羽の群れに1羽だけ混じっているとは考えにくいことや大きさなどから、やはりコアジサシの冬羽だと思い直しました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまふぇっさや、うがしがれぃあむぃや降りょうらんたんじゃが、ながし(梅雨)前線ぬとぅまとぅてぃ、いっとぅきしやっぱしあむぃぬ降り続きょうたが。まれぃまれぃ大瀬海岸ちゆてぃにしゃっとぅ、しゅぬなあり満ちとぅてぃ、なまがれぃぬあむぃし、ゆぐぅれぃたんむじぃぬ流れぃくぅどぅりょっか。浅さんどろじや、キアシシギんきゃソリハシシギぬにゃあたっと(写真1枚目)。うがんいひちぬコアジサシぬしっち、ちぎちぎむんちとぅびくぅみ始むぃりょうたっと。がしゃっとぅ、ちいちぬむんやコアジサシにししゅらん、くちばしぬくるかん色(写真2,3枚目)あてぃ、ハジロクロハラアジサシもあなんてぃ、いっとぅきまゆくらさったんじゃが、くぅれぃやコアジサシぬ冬羽だろっち思い直しょうたっと。当たり前ああんば、アジサシちも考えられぃんじゃが、時期とぅしもコアジサシゆうちぬまぐんち、ちいちだけ混じりゅんちや、かんげぇにくさんくぅとや、どぅうぬふうさんきゃら、やっぱしコアジサシぬ冬羽ち思い直しょうたっと。

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