今年の公民館講座「奄美のものつくり」に参加しています。
これまで「松の木のランプシェード」をつくり、先月は「奄美
の和紙」ということで紙漉き枠つくり」をして、いよいよ今回は
芭蕉紙を漉(す)いて、紙つくりに挑戦です。
前回作った型枠を使って紙漉き方法の説明に、真剣に聞きいる
受講生たち。
まず、イトバショウの皮(繊維)を砕いた溶液に、間に金網を
挟んだ上下二つの型枠を沈めて静かに引き上げます。
それから、金網の上に残った芭蕉の繊維に注意しながら
上下の型枠をはずし、金網をひっくり返してベニヤ板の上に
貼り付け、タオルで水分を吸い取ります。
表面がツルツルのベニヤ板の上に、紙(繊維)を漉いて
貼り付けたところ。大きいものがA4、小さいものが葉書大。
最後に、日陰で干して静かにはがすとこのような手作りの
芭蕉紙・芭蕉葉書が出来上がります。このような和紙は、
他にゲットウ、ハイビスカス、オオハマボウ、サトウキビ
(バガズ)などでも出来るようですので、そのうち試してみ
たいと思います。
5年前の今日