奄美自然観察記

高のフィールドより

何故か平べったい若い実  オオシマガマズミ

2018-06-18 17:29:54 | 植物




朝は晴れていたのですが、午後からは時折雨が降りました。森の中でオオシマガマズミが実を付け始めていました。オオシマガマズミは、奄美大島・徳之島の固有種で、数はそれほど多くはありません。春に花を咲かせたオオシマガマズミの若い実ですが、よく観ると、実はほとんどが平べったい形をしています(写真3枚目)。秋に赤く熟す頃には、確か丸い形をしていたと思うのですが、ちょっと不思議です。本州などにあるガマズミの実も丸く、中の種子は平べったい形のようです。赤く熟すと実は食べられますし、まだ試していませんが焼酎に浸けてもおいしいようです。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまや晴れぃとぅたんば、ひんまらやとぅきどぅきあむぃぬ降りょうたっと。山ぬ中じオオシマガマズミぬ実ばちき始むぃとぅりょうたが。オオシマガマズミや、奄美大島・徳之島だけじあんきぃありょうてぃ、うがしがれぃふうさやありょうらんど。春花ば咲かしゃんオオシマガマズミぬ若-さん実だりょんじゃが、ゆんまにしゃとぅ、実やたいがい平べったらしゅりょっと(写真3枚目)。秋はーか熟みゅん頃や、きっとぅ丸かしゅたんち思ゆんじゃが、なありうとぅまらかりょっと。本州きゃじあんガマズミぬ実だか丸かしゅてぃ、中ぬ種や平べったらしゅんにししゅりょっか。はーか熟むぃば実やかまってぃ、まだしゃんくぅとぅやねんじゃが、焼酎ちちきてぃんも、まっさんあぶぇじゃ。

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