林道脇のツワブキの葉の上で体をV字形にしているのは、ハラビロカマキリの
幼虫です。幼虫は翅がなく大抵はこのようなポーズをとっています。このように
お尻を上げるは「威嚇のため」と言われたりしますが、威嚇のときは胸に武器
の鎌(前脚)を引き寄せて、一気に鎌を伸ばして飛びかかれる体制になります。
今日の様子を観ていると別に威嚇しているようには思えません。翅もなく急に
逃げられない幼虫が普通にお尻を上げているのは、後ろからみると、お尻が
大きな頭で強そうにみえ、外敵に狙われにくいからのように私には思えます。
5年前の今日
【島口バージョン】(キシゆむた)
山道んぶちぬチバシャぬ葉ぬうーじV字ぬだっかしゅんや、イショタマエぬわら
ぶぇだりょっと。わらぶぇや翅ぬねんてぃ、て~げかしゅんだっかしゅりょっと。
かっしまりばあげぃんや「うどろっかっそっちしゅんたむぇ」ちいゃったりしゅんじ
ゃが、うがししゅんとぅきや胸ち鎌(むぇーはぎ)は引き寄すぃてぃ、ぱっち一回
し鎌ば伸ばし飛びかあろっちしゅんだっかなりょっと。きゅうぬよっすぃばにしゅ
れぃば、別にうどぅろっかそっちしゅんにしや思わらんど。翅もねんてぃあっただ
んまにぎららんわらぶぇ虫や、いちでんまりばあげぇとぅんや、くっしらにいば、
まりぬたいばんかまちしちゅうさにゃあてぃ、ほかぬ敵ら狙われにくさんからや
あなんかいちわんにや思われぃっと。