奄美自然観察記

高のフィールドより

たくさんの実があった  エノキフジ

2019-05-28 16:13:22 | 植物




久しぶりに朝から雨が降り続き、「そういえば、奄美はとっくに梅雨入りしていたんだ」と、改めて思い出させるような湿度の高い梅雨らしい天気でした。一昨日は2年ぶりにエノキフジを観に行きました。エノキフジは、トウダイグサ科の雌雄異株の常緑小高木で、奄美大島から台湾にかけての島々で観られます。つまり奄美大島が北限で、奄美大島でも限られた場所にだけ観られる貴重な植物です。出かけるのが2年前の時より一カ月余り遅かったのですが、雄花(写真1枚目)や雌花(写真2枚目)が咲いていて、何よりも2年まえの時には見られなかった実(写真3枚目)が、結構たくさん付いているものもあって感激しました。少しでも多く増えてくれるといいなぁ~。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
まれぃまれぃひかんまら、あむぃぬ降り続し、「がしいいば、島やなぁ前ら梅雨入りしゅたんじゃがな」ち、改むぃてぃ思い出さしゅんにし、ほむきゅんながしらしゃん天気だりょうたが。きぬうってぃや2年ぶり、エノキフジばにいが行きょうたっと。エノキフジや、トウダイグサ科ぬウナグインガ別株ぬ常緑小高木あてぃ、わきゃ島ら台湾ちけぇ~てぃぬ島々じ、にゃあれぃっと。がしゅんかなわきゃ島が北限あてぃ、島じも決またんどろじだけあんむる大事な植物だりょっと。行きゅんが2年むぇーんま一カ月余り遅かありょうたんじゃが、いんが花(写真1枚目)んきゃ、うなぐ花(写真2枚目)だか咲しゅてぃ、ぬっちいしんも2年むぇーぬとぅきやにゃあらんたん実(写真3枚目)ぬ、てーげいっぱいくっかとぅんむんだかあてぃ、むるほおらしゃりょうたっと。なありでんいっぱいふうさなてぃくれぃれぃば、いっちゃりょんじゃがやぁ~。

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