テーマ
競合他社への差別化戦略
第1問(30点)
(設問1)環境経営分析(外部環境、内部環境)
(a)(5点)機会
・オーダーメイドの高付加価値な靴のニーズが増加している。(5点)
・靴のサイズや形状に対する細かい要求に応えていく。(3点)
※オーダーメイド(サイズや形状に対する細かい要求)(3点)、高付加価値(2点)
(b)(10点)強み
■製品(5点)
・自社の製靴ノウハウでの計測装置データで熟練工が製作した紳士靴(5点)
※自社の製品ノウハウの計測装置、オリジナルな計測装置、独自の計測装置(3点)
※熟練工(2点)、数秒自動計測な(1点)
■店舗(4点)
・顧客の細かい要求を聞きながら、対面販売できる小売店舗(4点)
※小売店舗(1点)対面販売でき(顧客と触接販売できる)(1点)顧客の要求を聞ける(2点)
(c)(6点)弱み
■販売チャネル、ブランド(4点)
・小売店に来店できる顧客が対象となるため商圏が限られる(3点)
※知名度・ブランド力(3点)、資本金・会社規模(3点)
■コスト・納期(4点)
・納期が1週間長く、価格も5000円高い(4点)
※納期(2点)、価格(2点)、具体的な数字がなくてもOK。
(設問2)事業戦略(差別化戦略)
(a)(5点)今後とるべき方策
誰に:靴に対して細かい要求をもつ顧客(2点)
店舗周辺のオーダーメイドを求める顧客(2点)
何を:高品質な、高付加価値な、独自の技術力からできる靴(2点)
どのように:小売店で直接顧客と対話をしながら提供(2点)
多店舗展開による販売力・認知度を強化して(2点)
効果:Z社と差別化を図る(2点)
(b)(5点)その理由
①消費者から細かい要求が増えている(2点)
②C社の強みを活かせる、熟練工の技術(2点)
③Z社の弱みにつけこむ、インターネットでの簡易な要求した対応できない(2点)
④生産性を高めて弱み(コスト、納期)をなくす。(2点)
第2問(30点)オペレーション
(a)(5点×2)重視すべきクレームの原因
①顧客の細かい要求を製造指図書にメモ書きして(3点)、重要情報として扱っていない(2点)
詳細まで記載していない。(2点)
※顧客からの細かい要求をメモ書きレベルで済ます。(3点)
重要情報として扱っていない、伝わっていない(3点)
②顧客の要求を、小売店の従業員が正しく把握していない(5点)
顧客からの要求が理解できない(3点)
靴の理解がされていない(3点)
(b)(10点×2)その解決策
①・顧客の要求の重要性を認識させること(5点)
・製造指図書に顧客の細かい要求を書き込む専用欄を設けて確実に工場の製造担当者に
伝わる仕組みをつくること(5点)
②・社長や熟練技能者による研修などの従業員の接客能力(スキル)を高めること(5点)
・ノウハウをマニュアル化(5点)
第3問(20点)オペレーション(QCD)
納期短縮とコスト削減を図るための生産方法の改善
<採点基準>
改善内容:①工員の多能工化と柔軟な人員調整を行う体制の整備(5点)
※多能工化(3点)、柔軟な人員体制(3点)
②足型の再利用(5点)
理由:①仕事量の多い工程に対して応援できる体制を整備(5点)
そのことで、手待ちを減らし人員を効率的に活用
②約3割がリピーターからの注文であるというデータに基づき、(5点)
リピーターの足型を再利用することで納期の短縮、コスト削減
第4問(20点)オペレーション(情報システム)
どのような情報システムで、どのような管理をすべきか。
<採点基準>
どのような情報システム(10点):データベースに一元化(5点)、2店舗が情報共有(5点)
どのような情報(10点):顧客の属性データ、購買履歴、製造指図書、足の計測データ、足型に関する情報
顧客の細かい要求内容、クレーム情報、受注日、納期に関する情報、生産の余力進捗情報
購買後の顧客の満足度 ※一つ2点
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