母恋

2005.3.5にすい臓がんにより天国へ旅立った母の手記や看病の記録、その後の生活などを書いてます。

2004年7月14日

2005-07-14 23:00:00 | 母の手記より
朝、Rと二人で散歩に行く。
朝の空気がすがすがしい。
途中、色々な人と出会った。

ワンチャンにも会う。
大きいワンチャン、小さいワンチャン、気持ちよさそうに歩いてる。
こうして歩いていると、私の体、本当に悪いのだろうか、まちがいでは、など、

心の中で思いながら、Rもなんとなく気持良さそうだ。
1時間歩いて、家へ帰った。
朝食、とてもおいしく食べた。

うめ吉は病院に行く。
10時過ぎにラッキーにSさんと買い物に行って来た。
こんなに毎日ボーッとして暮していていいのだろうか。

クスリをのみながら、なんとなくむなしくなって来た。
Sさんと私の病気の事を話してる内に、口げんかになってしまった。
金せんてきな事になると何時も最後にはけんかになる。

SさんやRさんの云う事は分るのですが、これから先の事を考へると、
これといったお金の入る道もなく、病院代が出るだけで不安でたまらない。
私の体が良ければナァ。

Sさんにも、Rさんにももっと、もっと、楽しいことがあるのに。
私のために本当にゴメンナサイネ。
今日も1日何をするともなく過ぎる。

身体の方は、別に変りなし。
Sさんお酒少々。
Rさん10時頃ねる。

ドラマ、ラストプレゼントを見る。
オヤスミ、うめ吉君。
おやすみ。

また明日ネ。
T。

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2 コメント

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お金 (sumire)
2005-07-15 11:23:29
何でもお金がかかるからね。

お母様、自分が役に立たなくてお金ばかり

かけてって遠慮してたのかなー。



看病する方は、何もかも投げ打ってもって

思うものだけどね。
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コメントありがとうございます (inazo_)
2005-07-16 18:35:51
いつもいつも、こんな心配ばかりしてたんですよ。sumireさんの言うとおり、こっちとしては、どんなにお金をかけてでも治るものならなんでもしてあげたいと思っているのに…。
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