四季舞彩

季節が舞う彩りをお届けします

学び舎「こころの風」第五話  

2008年11月01日 | 学び舎「こころの風」
真の宝物


先生とO君を交えて施設側の希望と企業として何か協力出来るのかを考える
学園の希望は継続してもらえること。
毎年続けることで子供達は親しみ慣れてきて、楽しみの行事として
迎え待つ気持ちになるそうだ。

O君の思い出深い学園の生バンドで唄える「のど自慢大会」を
主催することとなった
参加対象は幼稚園児から高校3年生と飛び入り保育士さんや先生までなので、
幅広い年齢層が対象者となるので全員が楽しい時間となるような企画が必要となる。
早速会社の理解を得て予算と協力スタッフを募ることになった。
施設学園支援プロジェクトの発足で10名の支援希望者が手を挙げてくれた。
予算 20万までの承諾を得る
開催は11月3日の文化の日とする

企画準備は仕事を終えてからの時間となるので、決して楽なものではないが
喜んでくれるはずの子供達の笑顔を想像しながら進めた

ここでとても大切なことを学んだ
子供達の喜びはモノがもらえることではなく、
参加して競うことで得た勝利の代償を得た商品が宝物となって喜びとなる。

これは大人も子供も同じこと。経済的なことで与えられたモノには感激はない。

順位商品と賞状を準備、幼稚園児3歳~低学年 高学年 保育士さんなどを対象に企画。
一番大変なのが、出演者がエントリーする歌の楽譜つくり、
楽器担当は幸い社員にセミプロのような音楽家?がいてブレーンに声を掛けて協力を得た。
ピアノ・ギター・ドラム・ベースが揃う。本格的な生伴奏

子供たちの喜ぶ笑みを想像しながらスタッフは企画した。


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コスモスと蜜蜂 巾着田