高野山「旧正御影供」(きゅうしょうみえく)・・・。
地味な伝統宗派の総本山、高野山の年中行事です。
私論です・・・
高野山は、弘法大師御廟の聖地ですが・・・
今でも、高野山の本当の「主 (あるじ) 」は、ニウツヒメ明神様はじめ四社明神様だと「私は」思います。見目麗しい「女神」が、弘法大師に与えられた霊地が高野山です。高野山参詣の折は、壇上伽藍の「御社 (みやしろ) 」「山王院」「蓮池」をお参りしましょう。奥之院にも、御廟のそばに四社明神さまと稲荷大明神さまもお祀りされているので、役僧に場所聞いてお参りしましょう。大師だけの片参りは良くない。(私論です)
御逮夜 (おたいや) ・・・午後7時 御逮夜法会・御影堂内拝 (みえどうないはい)・・・一度だけ内拝しました。弘法大師が祀られている奥までは行けませんが、ほのかに見える灯明が神秘的でした。ただ、弘法大師の息吹を感じたい参拝者で「ごったがえし」てました。
萬燈萬華会と言われるこの日 (御逮夜) の法要では、檀上伽藍の諸堂が開堂され、ふだん見られない仏像が拝めます。(開かれないお堂もあり)
檀上伽藍が、いっせいに花が咲いたようになる日です。愛染堂では、天弓愛染明王ご宝前で、役僧が「ウン タキ ウン ジャク」と真言を唱えながら愛染護摩を修していました。毎回修するのかは判りません。
御逮夜のほうが、私は好きです。翌日の本番は、ちょっと間延びしました。
「旧正御影供」(きゅうしょうみえく)。この日は、伽藍諸堂の秘仏は拝めなかったハズです。
午前9時から奥之院燈籠堂で、午後1時から伽藍御影堂にて法会が執り行われます。
山内住職たちが確か理趣経唱えながら堂内を歩いていたと記憶しています。
御影堂法会では、確か、「散華 (さんげ) 」がたくさん撒かれた・・・と記憶しています。取れた人は御守代わりに持って帰ります。たいてい取れるけど、「わっ」と人が群がるので取れない場合もあります。
「旧正御影供」(きゅうしょうみえく)では、「百味供」「お餅」お供えの申し込みを募集しています。
志納・・・お餅供志納・・・1口 5千円。
百味供志納・・・1口 1万円。
受付締切・・・4月10日(月)まで。
住所・氏名・電話番号・志納内容・口数をご記入の上、現金書留又は、郵便振替にてお申込みください・・・とのことです。
お振込みは、加入者 総本山 金剛峯寺 郵便口座 00990ー6-4966
通信記入例・・・旧正御影供 お供え
お餅供志納 〇口 百味供志納 〇口 など。
「お問い合わせ」は、
総本山 金剛峯寺 大伽藍御供所
〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山152
0736-56-3215 です。派手に地味な坊さんが事務的に応対してくれます。
行事の日時は、高野山の公式ホームページの「年中行事」で調べてください。
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
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