田舎都会からの便り

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思い出写真  「漁師さん・噴火湾」

2024年08月26日 00時22分46秒 | 山登り・散策の話

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行雲流水 思い出写真  「漁師さん噴火湾」

 

過去記事2019 

北海道の南にある太平洋内浦湾 噴火湾とも呼ばれています

今時節・沿岸(ふんどし街)をドライブすると小舟漁が見れます

以前に比べ 小舟が年を追うごとに減少していることを感じます

最近の海は漁日和が続いています

昨日は森町・八雲町までドライブ・・・落部などの海に小舟がたくさん浮かんで見えました

先日は函館市・南茅部地区へドライブ・・・ここも同様でした

以下の写真は鹿部町から南茅部地区沿岸道路から撮ったものです

 

漁の仕事も大変ですが それよりも天候に左右されることが大変そう

今年は天候に恵まれ 出漁の機会が多そうに映ります

この地域・降雪は少ないが  寒風は厳しい

以下2枚は過去写真の氷壁です

想像するに 凍る寒さの中での作業ということがわかります

動かず じっとしていることは 体も冷え込みます

漁師さんは慣れているから平気らしいが 見ている方が凍りそうになります 

ナマコ アワビ ウニ 高級なものが獲れます

山麓に住む私には 所得の多さが頭に浮かびます

ところが現実は厳しそう

ウニも中身がカラッポだとゴミらしい

多いときは7割も空だというからビックリします

見た目と現実は違うことも 教えてもらえますよ

この光景を眺めると イカ釣り漁船体験を思い出します

漁の現場へ急行しているときは元気モリモリでしたが 停泊しての作業中の揺れに酔い 身動きできず大変な目に合いました

私だけでなく・・・そうでした

漁師さんは平気らしい・・・「慣れ 慣れだよ」の返答が飛んできます

漁を眺めていると 体力も要ることが分かります

揺れて不安定の中での作業は 足腰も丈夫でなければできない

見た目から想像すると 高齢者が多いように見えます

私には 後継者に難有の先行き厳しい職業に映ります

過去記事2014年 北の漁場・噴火湾

ナマコやウニも水揚げされる

噴火湾の漁師さん 

寒い 凍る寒さ 厳寒 

太平洋 噴火湾の海は 凍るような水温  

 

吹きつける風は 身を切るような冷たさ 

漁師さんの体温低下の頼りは 作業衣 

 

止まっている時に船酔いするという

過酷な仕事は 慣れる以外方策なしに映ります 

 

時間は正午 

戻ってきた時に 舟を巻き上げる作業も大変そう 

波にさらわれないようにするには 高い場所で保管が基本 

 

漁で疲れた体で 力を振り絞る 

 

舟を傷めないための細工 

油がしみ込み 棒は骨董品のよう 

 

漁師さんの高齢化は 進む一方 

 

小舟ですが 百万単位の造船費だそう 

 

やかんの湯 体を心から温めるためかな  

と思ったが・・・不正解 

厳寒に苦闘するエンジンを温めるためのお湯だそう 

 

ナマコの収獲は 二つのバケツに納まっていた 

漁は朝から正午までが決まりだそう 

さらに 一日の収穫量も規制されているという 

 

 

出荷へ出発 

ナマコの価格は 1kg 3000円ほどだそう 

 さっきの漁師さんに 「何キロの出荷でしたか」と聞いたら

 笑顔で 「2kgだったよ」

そうすると 収獲高は6000円 

 後継者をつくらないのもわかるなあ

 

都会の料理屋さんでナマコやウニを注文すると・・・

 でも それでも小さい舟の漁師さんの所得は 少ない

 

思い出写真総集⑨2024年8月1日~8月31日

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新函館北斗駅を利用して「楽しもう・道南観光」


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