第１０８回ワイン会報告です！

おはようございます！店長の田口好明です。
◆第１０８回ワイン会報告です！

昨日は実店舗内で『第１０８回ワイン会』でした。テーマは「イタリアワイン」会費５０００円。参加者は１０名（店長入れて１１名）でした。

▼今年初めてのワイン会！いつものようにブラインドテイスティングです▼

◆ワインリストです！

▼（白）左から1～3　一番右は9　▼

1.ＩＧＴエミリア ピニョレット[2010]アルベルト・テデスキ ￥2400
2.ＩＧＴビアンコ・ソラータ[2010]カルディナーリ　￥2580
3.スッドゥチロル・アイザックタレール・シルヴァネール[2010]
　クエンホフ・ピーター・ブリガー　￥3980

▼（赤）左から4～8　▼

4.ボルゲリ・ロッソ[2010]レ・マッキオーレ ￥2400
5.グットゥルニオ・クラッシコ・ニッキオ[2009]カルディナーリ￥2800
6.ドルチェット・ダルバ・ガブッティ[2004]カッペラーノ￥3700
7.イル・ブル[2004]ラ・ブランカイア ￥6980
8.ペルカルロ[1999]サン・ジュスト・レンテンナーノ

（白・甘口）

9.イ・カピテッリ[2003]アンセルミ ￥6000


ざっとコメントします！

1の「ピニョレット」はまず色が琥珀色で見ているだけで満足感を覚える。口に含むと個性的な味わいに皆さんも同調。温度が上がってくるにつれ、美味しさがましてきます。高評価。2の「カルディナーリのソラータ」は混醸ワインだけあって、杏・洋ナシのような甘みと酸が魅力。これも価格相応の美味しさがある。3の「クエンホフ」は北のほうのワインでリースリングかな？と思うような爽やかな青っぽさとミネラル感がありました。厚みが違うところがシルヴァネールの良さかな。

赤ワインに入ってまずは4の「ボルゲリ・ロッソ」メルロー・カベルネ・フラン・シラーの構成でこれは価格以上にボリューム感があり、樽香もしっかり。5の赤の「カルディナーリ」は奥に感じるチェリーぽさとぎゅっと搾りきったような濃い果実が魅力。判断は分かれたが総じて評価は高かったようです。6の「カッペラーノ」は前のカルディナーリが濃すぎて、ちょっと最初判断に戸惑いがありました。お客様は若い印象を受けていたようでしたが、2004年でちょっと熟成感があり、エリオ・アルターレのドルチェット2010と比べると落ち着きがある。好みは分かれますね。

7.8は本当に素晴らしかった～！店長もお客様も大満足でした！7の「イル・ブル」は2004年ながら本当に生き生きとしてタンニンのまろやかさと厚みが素晴らしい！これはまだまだ先が楽しみ。今が買い時！円高で安すぎますね。8の「ペルカルロ99」がこれまた本当に凄いワイン。サンジョヴェーゼ100％のパワー全開。いい葡萄の旨みを凝縮し、じっくりと熟成しています。まだ先が十分あり、99のペルカルロの偉大さを思い知らされた気がします。これも10000円切って買えるならぜひストックしておきたい逸品。

最後にセラーでずっと休んでいた「パッシート」です。『アンセルミ』の2003年もの。デザートワインとしてラストに登場。これも甘さがしつこくなく本当に美味しく飲めました。色は深みのある黄金色で、これもグラスに注いで色だけ見ていても幸せですね。

・・・というわけでざっとコメントさせていただきましたが、またまた今回も本当に楽しかったです！イタリアワインのバラエティに富んだ個性のあるワインたちに改めて感動です。これだけのワインを飲み比べるとやはり発見・感動が必ずありますね。５０００円会費で飲めれば大満足していただけます。店長もとにかく場所にお金をかけず、お客様にのみ比べていただける場を提供すること。お客さんの生の声（コメント）が目の前で聞ける。もちろん店長もテイスティングし、色・味わい・状態もチェック！

この一挙両得以上の価値観が１００回以上続いてきたワイン会の素晴らしさですね。お客さん同士も仲良くなって、店長も嬉しいです。ワインが取り持つ交流会ですね。来月は２４日に決定です。テーマは「ブルゴーニュワイン」です。会費は同じく５０００円。美味しいピノ・ノワールとシャルドネを堪能したいと思います＾＾

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