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第120回ワイン会報告です!

2014-01-27 10:07:51 | ワイン
おはようございます。店長の田口好明です。
◆第120回ワイン会報告です!

昨日は今年に入って初めてのワイン会(第120回)でした。テーマは「イタリアワイン」。会費はいつものように5000円。参加者は7名(店長入れて8名)でした。

ワインリストは以下の通りです。(@税込価格)

1.アンティコ・ブロイロ・トカイ・フリウラーノ2005 @2520
2.グレコ・ディ・トゥフォ2003ヴェセヴォ @2709
  (以上、白ワイン)
3.グィダッチオ2001 @3549
4.ロッソ・ディ・モンタルチーノ2006チャッチ・ピッコロミニ @2835
5.ロッソ・ディ・モンタルチーノ2009サン・ジュゼッペ @4830
6.クィンタ・レッジオ2003サン・サヴィーノ @5229
7.ジュスト・ディ・ノートリ2005トゥア・リタ @8400


(左から1.2.5.6.7)

ざっとコメントします。1のアンティコ・ブロイロは北イタリアのワインらしく、涼しげに適度な酸とミネラルが相まって美味しい。それと比べると2はパイナップルやハニーといったトロピカルな甘味を感じて厚みがあります。好みで分かれるでしょう。でもどちらも安心して飲めるクオリティと価格との整合性ありです。(以上、白)

(以下は赤)3のグイダッチオはまず色調が濃い赤黒系。12年以上経っているが液体はまだしっかり骨格を保っている。サンジョヴェーゼ60%、メルロ20%、カベルネS20%の構成からも力強い。4のチャッチ・ピッコロミニは昨秋に03を飲みましたが、03はストロベリーを感じるほどに甘味がぐっとありましたが、06は違いました。悪いということではなく、03の暑い気候だった年とのブドウの出来の差を瞬時に感じた。適度な熟成により、濃くもタンニンの溶け込んだ感じがいい。5のサン・ジュゼッペ09には驚いた。4のチャッチ・ピッコロミニと同じサンジョヴェーゼなのに全く異なる印象。ピノ・ノワール?と思わせる程のエレガントさがありとってもキュートな仕上がり。お客様からは”これもブルネッロ・ディ・モンタルチーノ飲みたいなぁ!”と。やはりロッソを飲んだ時点で連想させてくれますね。店長も同感!ただ高いでしょう。

6のクィンタ・レッジオ03は完成されたモンテプルチアーノでした。力強さに加え、余韻も長く、とても高評価をいただきました。8のトゥア・リータは現時点ではまだ飲むには早いですね。非常にポテンシャルは感じますが、まだ液体が十分にこなれていない。でもあと5年以上経つと変わってくるでしょう。カベルネ55%、メルロ25%、カベルネ・フラン15%、プチ・ヴェルド5%の構成もうなずけます。価格(8400円)に中味が追いつくのは先ですが、これはいいワインに間違いないです。未だ飲んでいない、メルロ100%で作られる”レディ・ガフィ”をいつか開けたいと連想させてくれました。

今回は事務所で初めてのワイン会となりましたが、スムーズに出来ました。時間も15時から18時と2時間遅らせたこともあり、なんかまったりと時が過ぎた感じです。来月は2/16日に同じ時間・会費で「ブルゴーニュワイン」をテーマに開催予定。今後はワイン会も回数を増やしたり、ワイン仲間を連れてきて、プライベートワイン会なども思案していきます。今後もワイン会が益々楽しみになりますね。長く続けられるように今後も試行錯誤して参ります。

〒183-0011 東京都府中市白糸台6-5-10
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