なんでもメモ★もの忘れ防止に特効薬はない

gooブログはじめました。60を超すと記憶力が低下する。好奇心はあるので、忘れないようにメモをしなければ・・・。

2015-10 京都で和食を堪能

2015年10月13日 | グルメ

京都 錦小路からちょこっと入ったところにある瀟洒な和風レストランでの食事です。

『錦上ル』-錦市場のイートインとして、ことしの5月に開店したそうです。味も佇まいもお薦めのお店です。これから人気がでてくるでしょう。

味が良いだけでなくて、料金もは表通りのお店の半額に近いでしょう。

お酒は生中(プレミアムモルツ)、梅酒、冷酒(佐々木酒造、純米吟醸聚楽第)、うちの夫婦は少し飲むだけで十分です。

料理は、茶わん蒸し、お造り2点(魚介3種、大トロ)、揚げ出し京茄子、揚げ出し豆腐、てんぷら、タコの柔らか煮、京都牛溶岩焼×2。刺身が苦手の妻ですが、このメニューには大喜び。ゆったりと2時間ほどの食事をしました。

料理を運んでくれる女性の応対はとても気持ちが良い。京言葉の柔らかさだけでなさそう。帰りには店の前でずっと見送ってくれました。

 

今回の関西旅行は私の卒業記念です。今月に66歳になりますので仕事を一休みして、これからを考えようという目的でしたが、やはり食べて、歩いてに重点がいってしまいました。

旅行のメインメニューは松竹座での観劇です。その前に心斎橋の『明治軒』でランチ。このお店は老舗のようです。東京でいえば『たいめい軒』でしょうか。夜は道頓堀で、串カツとおおたこです。

2日目。高野山に行きました。事前に調べておいたのですが、お店は満員、並ぶ、対応が遅い、値段は高い・・・と評判が悪い。

そのなかで、無愛想だが値段が安いという大衆食堂 『南海食堂』にて昼食がとれた。山菜そばが800円程度。味、愛想の良し悪しを気にしていたら食べそこないます。

夜は奈良にて宿泊。奈良観光の予定はなかったが、高野山と京都の間でとれた宿が奈良だった。宿泊先は猿沢池のほとりの老舗旅館 『江泉』。古い建物だが清潔感がある。接客もいい。食事処を探しならがら向かったが、やはり近鉄奈良駅周辺に店が多い。どこも客で満杯。入れたのは中華料理の上海楼。ここも接客がよく味も良し。

3日目。朝の春日大社を散歩しながら、コンビニで買ったおにぎりとサンドイッチで軽く朝食。奈良から桃山に向かう予定だったが、途中下車して宇治 平等院鳳凰堂に。グルメのサイトで紹介されない店だが『とり菊』、お気に入りになりました。茶そばセットぶっかけ。てんぷら、煮物、おにぎりがつきます。カウンターには漬物の小瓶が数種類あって、ご自由にどうぞと言ってくれます。カウンターの中の板さん二人はとてもコンビネーションがいい。狭い店に満員のお客さんの注文をてきぱきとこなしていく。

昼食後は桃山へ。伏見のことです。幕末史の舞台になった寺田屋、鳥羽伏見の戦い跡、やはり伏見の酒蔵で買い物です。

夜は、この旅行のメインその2です。妻へのサプライズです。冒頭に書いた『錦上ル』。

4日目。朝食は伏見稲荷の参道前の宿でトースト。この宿は京町家風。120年前の建物をリフォームして、2組4人しか宿泊できないという変わった宿。ことし7月に開店したばかりのこの店はJR稲荷駅から3軒目。昼間はカフェ『inari』 になる。

昼は『祢ざめ屋』で稲荷寿司の定食。観光地の普通の食事処。とにかく客が多く、中国人客が騒々しくて味を楽しむことはできなかった。

最終日の夕食は、京都駅ホームで買ったすきやき弁当と川崎駅で買った崎陽軒の弁当。美味しかったな・・・。

 


2015-10-05 国立劇場歌舞伎 伊勢音頭恋寝刃

2015年10月05日 | 読書・観劇・鑑賞メモ

伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)

チラシに書いてありますが、53年振りの上演を含む通しです。

お家騒動、妖刀、恋心・・・・素材の揃った演目です。9月文楽第1部で上演されましたが、チケットがとれませんでした。国立劇場は文楽と歌舞伎で同じ作品を上演する企画をしています。比較して観る楽しさを提供してくれています。

ストーリーはチラシの裏面をみてください。

序幕は密書を軸に進みます。滑稽なしぐさの第四場、だんまりの五場は、大詰とは全く別の演目と思わせるように淡々と進みます。

二幕目は喜劇です。正直正太夫(雁治郎)の振る舞いが軽やかです。

大詰ー仲居万野(中村魁春)が主人公福岡貢(中村梅玉)を侮辱し追い詰めていきます。貢を慕う遊女お紺(中村壱太郎)らの機転で悪者一味に奪われた宝刀「青江下坂」と刀の折紙(鑑定書)を取り戻すのですが、宝刀は妖刀であって、主人公が次々と悪者一味を殺害し始めてしまうのです。雁治郎、壱太郎、魁春、梅玉の演技が魅力的で引き込まれます。

 

刀の写真は「葵下坂」-青江下坂のモデルとなった刀を展示していました。書状は「折紙」(鑑定書)です。


2015-10-04 三浦半島小網代の森

2015年10月04日 | 散歩、ハイキング、旅行

体調が回復してきました。天気も良いのでハイキングです。

三浦半島の先端(三崎口)から数分のところにある湿地帯。小網代の森です。

開発で潰されそうになった森を市民ボランティアが保存しました。

 

京急三崎口駅からバスで2停留所ですから歩ける距離です。初めてなのでバスに乗りましたが5分。引橋の停留所で降ります。森の入り口は歩いて10分もかかりません。

階段を下っていきます。標高差は50メートルくらいあるでしょうが、とても整備された遊歩道です。

この森を保存しようとしたのは「チゴガニ」などの生態を守ろうとしたからです。

きょうは、あいにくと干潮ではないのでカニのダンスをみることができませんでした。

引橋の入り口からシーボニア側の入り口まで、60~70分あれば十分に散策できます。距離にして2~3キロでしょう。

引橋入り口から中央の谷-まんなか湿地-やなぎテラス-えのきテラス(ここで二股に分かれます)。右に行くと干潟です。

干潟からさらに奥に歩くと、北尾根入口までの急階段(とても整備されています)。北尾根(標高35メートル)に着くとその先はありません。

えのきテラスに戻ればあとは宮ノ前峠入口(峠というほどの高低差はありません)。

白髭神社にご挨拶してシーボニア入口へ。

白髭神社では社殿(というほど大きくないですが)の前におかれている石をたたくと、金属音がします。不思議な音です。

きょうの当初の予定は終了です。10時過ぎに三崎口について、いま11時半。

油壷のホテルの日帰り入浴でさっと汗を流してから、三崎港で昼食することにします。

ホテルから油壷バス停まで200メートル足らず。12:33発三崎港行きの直行(ノンストップ)があります。

京急のみさき・まぐろ切符です。

電車とバスに乗れて、施設利用券(入浴に使いました)と食事券つきです。

三崎港では、京急のパンフレットに載っている回転寿司に入りました。(とても美味しそう・・・)

 

ところが、まぐろ切符で出された握り寿司は、切れ端でした(これって、ランチの800円の握りかな?)。別注文した金目や中トロのネタの厚みの4分の1程度でシャリが見えるスケスケの厚さです。(店にもよるのでしょうが、次はここには行かないよね)。

三崎港からの帰りは、三崎口ではなく三浦海岸駅行きバスに乗りました。並んでいるお客さんたちは、三崎口行きが多く、三浦海岸行きは少数なので、ゆったりと座れました。

さて、美味しくなかった昼食の憂さ晴らしに、三浦海岸で途中下車。すっきりとした海です。夏が少し残っていました。