40回目の記念日。少し薄曇りではあるけれど、昭和記念公園に出かけることにした。開園記念で入場無料の日だからでもあるが。
チューリップが色とりどり・・・・たびたび来るがこの時期は初めてだったかな?
娘からもらったチケットを持って、多摩センター駅へ。立川からモノレールで多摩センターに遊びに行くのは、初めてのこと。
「遺体 明日への十日間」― 東日本大震災の被災地を舞台にした映画だ。観客数は10人程度。
釜石市の遺体安置所に津波の犠牲になった市民の遺体が次々と運び込まれる。
安置所の壁には、番号・性別・発見場所・特徴などを書いた紙が張り出されていく。
床にならべるときに硬直した腕や足を延ばすと骨が音を立てる。遺体は、「物体」として運び込まれていく。
葬儀社に勤めていた男(西田敏行)が、人々に「やさしくしてください。腕をさすってゆっくりと伸ばしてあげましょう」と呼びかけていく。
ドキュメンタリー映像では決して描けなかった情景が、描かれていく。
報道映像では「遺体」は報じられず、津波映像が繰り返された。
この映画では津波映像がない。ないのだが遺体を運搬する市職員や消防団の人々の衣服の汚れの進み具合が津波を想像させる。
原作/石井光太『遺体 震災、津波の果てに』
脚本・監督/ 君塚良一
出演/ 西田敏行 緒形直人 勝地涼 國村準 酒井若菜 佐藤浩市 佐野史郎 沢村一樹 志田未来 筒井道隆 柳葉敏郎
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映画のあとは、となりの専門店街へ。かつては「多摩そごう」だった建物だ。
2階のフロアで閉店セールをしていた。わが奥様が気に入ってしまった絵を結婚記念に購入。大幅な値引きだったので、買うことができた。
葉祥明の 『星空の音楽家』
10年後はダイヤモンド婚だそうな・・・。これからも よろしく。
いま、玄関に掛けてある。