さて、初夏の帰省シリーズ、随分と間が開いてしまいましたが
最終回でございます。
倉敷美観地区を後にしたイモナスは後楽園へ。
後楽園へは岡山駅から徒歩２５分くらい。
微妙にお供の増えてる桃太郎を横目に後楽園へと進みます。
行く途中噴水があったり
路面電車なんかも走ってて、色々物珍らしくキョロキョロしてたので
徒歩２５分はそれ程長く感じませんでした。
そして視界に現れる岡山城。
姫路城はあの白さゆえ「白鷺城」との別名がありますが
こちらは別名「烏城」だそうで、緑に映える漆黒が美しいですなぁ。
後楽園に入場すると、突然鶴舎が！
後楽園ではタンチョウ鶴を飼育しており、毎年正月には庭に放鳥するそうです。
ナスは大学生の頃に一度、後楽園に訪れたことがあるのですが
その時、そういえば庭園に鶴が歩いていたけど、時期は正月では無かったよなぁ・・
と、思い後楽園のサイトを見てみると
“現在はケージの中で飼育されているタンチョウですが、
戦後一時途絶えるまでは、園内を自由に歩いてました”
・・・戦後・・私の学生時代は、戦後といえば戦後ではあるけど
元号は平成だったはずだが・・。
前世の記憶か。
それとも私は今、百歳くらいなのか。
しかし庭園内は、ここに鶴がいたらさぞ美しかろう・・という眺め。
藩主はその光景を堪能したでしょうなぁ。
池の正面には岡山城。
手前の和傘は夜間ライトアップ用の小道具です。
池があれば小島もあり、小舟もある。
こういうトコで舟遊びしたいなー。
疲れたら流店で一休み。
涼を取るために、東屋の中に水路が引かれています。
庭園内の唯心山からの一望。
庭園内には茶畑（写真右上）、田んぼまであります。
もちろん梅や桜、蓮、紅葉、ツツジなどもたくさん植えられており、
四季それぞれの美しさを楽しめるようになってます。
（ちなみにここの茶畑で取れたお茶や、梅林の梅の実は
「お庭そだち」という名前で売られているとか。）
流店もそうでしたが、休憩処でも外の眺めが楽しめるのはいいですね。
ここの格子越しの眺めも絵のようです。
どこを歩いても美しい庭園でしたが
戦争や災害などで被害を受けながらも、
この景観を現在まで保ち続けてくれた方々に感謝しつつ
イモナスは岡山を後にしました。
欲を言えば鶴の放鳥はもっと頻繁にしてくれると嬉しいな。
そして、帰省シリーズ最後の締めは
お決まりの美味しいモノ写真。
今回も美しいモノ、美味しいモノを堪能した旅でした。
ああ、楽しかった。
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熊本地震被災者のみなさま、お見舞い申し上げます。
被災していない皆さま、ご協力を。
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