ついにその日が来ました。
(というよりも、なかなかイモの決心がつかなかった。ハトじゃなくて、チキンだから。)
ヒナちゃん、旅立ちの朝。
クルッポゥー。
8月8日、台風の風雨が残る中、モモが見つけた小さないのち。
キジバトとしてはちょっと小さめかもしれなけれど、
立派に育ってくれました。
子どもが授かりものなら、ヒナちゃんは預かりもの。
自然界でエサがとれるかどうか、イモが勝手に不安がって、
つい手元に長く留めすぎてしまいました。
でもこれ以上留めたら、季節は厳しくなってくるし、
ヒナちゃんの順応性も薄れてくるかもしれない。
しばらく天気も良さそうなので、この日でお別れ。
外の風景に慣らすためにつくったエサ台の覆いを外しました。
さぁ、ヒナちゃん、君の世界だよ。
あれ、なかなか出てこない。
普段と様子が違うので、警戒しているようです。
待つこと約30分。
ようやく外に出てきました。
少し周りの様子をうかがった後、
普段と同じようにエサをついばむヒナちゃん。
羽を大きく広げて、日の光を浴びるヒナちゃん。
霧吹きで水浴びさせたときに、よくしていたポーズと同じ。
暖かい日差しを浴びた後は、羽繕い。
水浴びさせた後も、そうだった。
外の出るまでけっこう警戒していたくせに、
いったん外に出ると、この余裕、このくつろぎよう。
そして、エサ台の端までトコトコと歩いていくと・・・
ヒナちゃんは羽ばたいていきました。
ヒナちゃんのラストショット。
写真のちょうど真ん中へん、ちょっと首を伸ばし、
こちらを見ているようにも見えます。
しばらくは近くの木の枝の間を行き来し、
時々、何かをつついていました。
外の世界に驚いている様子はなく、
保護後、初めて外に出たとは思えない落ち着きようでした。
やがて、雑木林の向こうに帰って行きました。
元気でね、ヒナちゃん。
お父さん、お母さん、きょうだいと会えるかな。
時期が来たらいい伴侶を見つけてね。
楽しいひとときを、ありがとう。
正直、リリース直後は、ちょっとへたれてしまいましたが、
今日、ちょっとだけ姿を見せてくれました。
ありがとう、ヒナちゃん。元気出たよ。
ネロ 「ネロちゃんがいるから、さみしくなんかないでショ。」
週刊 ヒナちゃん通信 最終号特別ふろく
ヒナちゃん 満腹してお喜び。
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