ショートフィルム・マシンガン,「狼少女・Day After Tomorrow」に引き続き米田実行委員長の挨拶で開会式が開催されいよいよ映画祭の幕が上がりました。
そしてお待ちかねのシナリオ大賞授賞式は,長編部門函館市長賞に輝いた「あたしが産卵する日」の栗原裕光さんが井上函館市長より賞状と目録を授与されました。受賞者の方々のコメントを伺いました。
●栗原裕光さん「あたしが産卵する日」:賞金300万円って誤植だと思って(会場爆笑!)早くHPを直したらいいのにと心配してたのにまさか本当だったとは…。合唱してるときの顔を好きな人に笑われたと思い込んだ少女がいかにして立ち直るか。表現するということについて考えながら書きました。
●まなべゆきこさん「A/PART」:映画になりそうだったのに出来なかったアイディアで,どうしても映画として取りたかったのでシナリオ大賞に応募しました。ぜひ映像化につながってほしいです。
●中島直俊さん「タタズムヒト」:緊張して手に汗かいてます(本当に汗びっしょり)表彰されることが今までの人生でなかったので何を言っていいか分かりませんが,とにかくありがとうございました(素朴な人柄に会場は一気にほのぼのムード♪)。
●斉木和明さん「オーバードライブ」5年間シナリオを書いてきて何処にも引っかからなかったので,難しいことばかり書くのが駄目なのかもと思いきり書いてみたら一番楽しく書けたシナリオです。
そして,オメガプロジェクトの横濱社長からは,全国紙に写真入で大きく取り上げられるようになったこの映画祭が日本のみならずアジアからも良い作品を集め,強力なスタッフを終結して少しでも多く映画化して全国にアピールしたいとの力強いお言葉をいただきました。また審査員の河合信哉氏からは,最終審査は評価が別れるがそこがいい点でもあり今回は特に映像化することを意識して選考したとのこと,また同じく飯田譲治氏からは,映像化を意識し過ぎて小さくならず,いつか自分が脚本を書いてくださいと頼むくらいになってほしいと寸評をいただきました。
受賞者の皆さんおめでとうございました。そして,来年の受賞者は・・・あなたかもしれません!(陽子)