何のため?
米価下落に歯止めをかけるためだという。
本来備蓄米制度は、備蓄という社会的・公的役割を与えられている制度であって、決して市況操作をするものではない。それを大手を振って違反しようとするのだからたいしたものだ。
その結果がどうなるか?
昨日のコメ価格センター。
わずか5銘柄の入札取引しかなかった。
5銘柄で上がった下がったは言えないだろう。
意味のないこと走りつつ、とはいえ、5銘柄平均で、下がった、が結論だろう。
青森むつほまれ、長野コシ、長野あきたこまち、石川コシ、山口コシの五つ。
業界の関心のないコメだ。
業務用で関心のあるのは青森むつか?
前年同月と比べ青森むつは上がった。
他は皆下がった。
日経は「コメ卸値にブレーキ」
日本農業新聞は、「低価格銘柄米が上げ」
とともに備蓄買い支えに効果があったようなタイトル。
自民党農林族からいくらかもらってるのか?
しかしさすがに「米価下落=農民の苦境」論が好きな農業新聞、記事の内容は客観的で、下げが止まらない状況をきちんと書いている。これは日本農業新聞に分がある。「政府買いの効果が出た」という意見と「まだ分からない」と言う意見を並べている。
実際まだ分からないのだ。
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