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小麦の価格さらに上げ 4万で買い7万で売る構造に 輸出規制する国も 

小麦価格これまで1トン、2.5万で輸入、政府がそれを買いとる。他方、国産小麦は15万で買い取る。これらの麦は4.5万で製粉業斜塔に売り出す、、が常識だった。

しかし4月から、政府売り渡し価格をさらに30%上げるという。およそ7万円での販売。5万弱が7万だから30%どころではないが、19年10月にも10%あげていて、引き続く値上げ。

売り渡し価格の引き上げは、国際相場の高騰を受けている。
国際相場の上げ要因は、①人口大国の経済発展による需要増。②バイオ燃料へのシフト、③温暖化等による気候変動、オーストラリアのASWは、間伐、つまり3番目の理由。

小麦は、この2-3年上げ基調にあったが、特に、昨年の5月頃から加速度がついた。大豆は1昨年の夏頃から、トウモロコシはそれでもまだ安定してるがそれでも1昨年の倍以上(2.5倍)に。

シカゴ相場では、05年1月と08年1月では、小麦11ドル(3ドル)、大豆13ドル(6ドル)と小麦の高値が際だっている(1ブッシェル=27㎏)。トン400ドル=4、3万円。
かつてトン、2.5万で海外から買ってた麦がいまやシカゴ相場で、4万3千円。

これで、ロシア、中国、アルゼンチン、などが、小麦の輸出を規制しはじめた。世界の輸出量は、アメリカ、カナダ、オースト、ロシアなどがほとんどのシェアを持っている。輸出規制国のシェアー播3割に。
アメリカ、豪州は、大のお得意さま日本に恥をかかせるのか、必死で日本様に買ってもらおうとするのか、とっくりと見せてもらうチャンスだと思う。WTOで、日本のコメの関税引き下げを迫る代償はこんなところにも見て取れよう。もし、日本様に優先的に売らなければ今後の交渉は、、、ますます?なるゾーーと、日本は一つのカードに使えばいい。
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