人気のない「改革逆行政権」の中で唯一改革を着々と進めてるのが、族議員内閣制の本家農水省というのだから(本家は国交省かもしれないが、、ここには金子一義もいるが、、)。
これまでがひどすぎたから、まともになるだけで改革と思われる、といった評がないではないが、しかし、やっとまともになろうとしている。
麻生財政積極首相は、サブプライム金融危機で、財政出動のチャンスを得ながら無にしてしまったようだ。「定額給付金」二兆円あったらほかに使い道はあるだろうに。さしずめ年金の後始末なんかは良い使い道などと思ってしまう。
この政権、小泉郵政政権なのに、コメ百俵がまんして、学校を作るのではなく、コメ百俵ばらまいて、、何にも残らない政権になりそう。
「米百俵ばらまき後は野となれ山となれ」政権。
小林虎三郎、食えないからこそ人材を作るのだ。、
今、学校は何かと問われれば、景気対策とセーフティネットの再構築と私は思う。「百年安心プラン」という言葉ももう色あせたが、、年金制度再構築はきつきんの課題。
郵政選挙以外では、自民党、これまで年金問題で負けている。
それを、、1万2千円のバラマキとは、、恐れ入る。自分がよってたつ政権の存在理由を自ら崩す、改革逆行政権。
末期症状の麻生政権のなかで着々改革を進めてるのが農水省というのだから皮肉なもの。これには拍手。
大臣を飛び越え跋扈する族議員と族議員の恫喝に弱い農水省が、石破大臣の下で変わりつつある。
懸念は、また大臣が変わったらどうなるのか?
行き着く先は官僚内閣制かも知れない。これまで太田、若林、近藤、赤城という大臣ばかりだから、どうせまたそんな大臣になったら、こりゃー官僚内閣制堅持か、族議員内閣制に行くよりほかない。農水省公務員改革の抵抗勢力になるかもしれない。
日比谷の農協集会の壇上に上がり、日本農業新聞にはちまき写真入りで紹介されたのは、西川公也、加藤紘一、西博義、谷津義男、二田孝治、等々、、農水省を狙ってる族議員。こうした人たちが省を牛耳るようになると、また元の木阿弥になる。
石破大臣、麻生政権あっての大臣とあれば、麻生政権、続いてほしいようなほしくないような、、。
ただ、コップの中だけを見るとそうだが、社会はもっとドラスチックに変わるのだろう。
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たま
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