今日の一貫

スーパータイヨー(宮崎、鹿児島) の農業参入

タイヨーが農業参入 今月にも法人設立
蒲生で野菜生産へ
(2009 01/17 07:39)
 鹿児島、宮崎にスーパー88店を展開するタイヨー(本社鹿児島市、清川和彦社長)は、スーパーチェーンとして鹿児島県初となる農業生産法人を設立する。蒲生町白男に1.4ヘクタールの直営農場を設け、生鮮野菜のハウス栽培に乗り出す。「生鮮主体の小売業として安定的な農産物を提供する」事業の一環という。
 23日、タイヨーと蒲生町との間で立地協定を結ぶ。その後、1月中にも法人設立を予定。
 農業生産法人は「アグリ太陽 蒲生ファーム」。代表取締役には、タイヨー生鮮食品部の伊島章司部長が就任する。地元から8人程度を雇用。パプリカ、トマト、ナスをハウス栽培し、11月の初出荷を目指す。収穫した農産物は自社店舗で販売。今後、農場規模の拡大も検討していく。
 農水省構造改善課は「スーパーチェーンの農業参入はまだ珍しい」としている。大手ではイトーヨーカ堂が2008年に千葉県で農業生産法人を設立し、自ら農場運営を始めて話題になった。
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