そんな中、静岡が、企業の農業参入に前向きになり出した。
農業ビジネスを探るシンポを主催。
まだ、シンポジウム等で感触を試してるだけで、今後どう展開させようとするかはまだ不明だが、、ただ、企業参入への前向きの気持ちはあると言うこと。
29日のシンポ会場は予想を遙かに超えた出席者数となった。
主催者も驚いたのではないか?
会場は100人ぐらいのキャパかと思うが、なんと倍の200人の出席。
あまり広くない会場から机をなしにして椅子席形式にした会場。それでも満杯。
企業関係者と市町村関係者がおよそ半々か。
企業は、機械・部品の製造業、建設土木、食品流通、食品加工、といったところが主。
機械・部品の製造業の多さに東海らしさが出ている。
他には、肥料商、人材派遣やビル管理コンサル等のサービス業、情報システム関係、種苗、不動産、金融、鉄道といったところ。
農業参入を新たなビジネスチャンスととらえている人が多いのがよくわかる。
先週の仙台でも建設業者を対象とした同様のシンポジウムをやった。驚いたのは、情報を聞きつけた建設業者が全国から集まったことだ。
静岡の催しも、どうやら東海一円から参加してる感じがした。
この日仙台往復はきつかったが、パネルディスは楽しかった。
基調講演の後、パネルにも参加、人使いの荒いシンポだったが、新たな発見は、岐阜の「わかばFoods株式会社」。
もともと刺身につける大根のつまや「ケン」、キャベツの千切り、サラダ等々を製作会社。年商24億で、代取りは三浦福雄さん。
商品を見ると実に多彩。
オニオンミックスサラダ、オニオンスライス、カットレタス、グリーンリーフ、菊花、大葉、パセリ、ベニシダ、スペアミント、刻みネギ、しらがネギ、薬味ネギエトセトラエトセトラ、、。
しかも農業生産法人。5.5ha自前で開墾、
長野箕輪町、富士宮、等々県境を越えた農場を持ち、
のべ300haの野菜経営をしている。
製品の全ては自前というのが売り。
また、四日市の九鬼産業。
胡麻の総合メーカーを自認。
99年、三重県大紀町に九鬼ファーム設立。
その後、特定法人貸付制度により四日市に65アールの農場を借りる。
さらには、浜松市の「元気な浜松農業特区」の紹介があった。
05年1月申請で、4社が参入。
「浜松やらまいか精神」でやってきたとのこと。
司会は三菱総研の渋谷住男さん。
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