毎日更新!中谷比佐子のきもの365日

きもの日記です。さて何を着よう?と思ったときの参考にも

絹のーーー

2011年06月07日 | きもの
男性モデルの河内隆志さんの提案で
「褌」を制作しました
彼はもともと山口市の料亭の息子
芝居が好きで其れが昂じ
なんと歌舞伎の世界へ
でもこの世界は世襲でしかいい役戴けないのですよね
更にかれは180センチの長身

「アラお前フランス人形みたいだね」
と女形をやるといぢめられていたらしいの
ホホホなんだかわかる気がするわ

それで一念発起
モデルを志願しました
ところがきものを着ることの出来るモデルは重宝
たちまちきもののモデルで頭角を現したわけ

前置きが長くなりましたが
「絹は本当にいいわ」という私の強い言葉に
「褌作ってみたら?」
形は越中なのですが
彼のアイデイアでお腹周りの紐を厚めに太くしたため
「下腹が締まって帯位置がよく決まる」

「もう手放せないよ本当に気持ちがいい」
と嬉しい着用報告
「女物もつくろうかなあ」
「いいかもしれないよ」

川内さんはきもの好きが商売に
恵比寿で「ロフテイ」なんで横文字なのか知らん
古着屋さんを経営しかなりの繁盛みたい