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Ride Motorcycle

趣味のバイクとの日々を綴っています。

2012年 第2戦前の練習走行

2012-05-01 00:20:00 | HRC NS50R
こんにちは、イケピーです。
レースの成績を左右するタイヤ。
でもNS50R用の17インチハイグリップは、2種類しか選べません(泣)
今回もグリップと滑り出しのコントロールで定評のある、ブリヂストンBT39SS 90/80-17 46S WTを選択しました。

いつも品薄なんですよね、人気なのか需要が少ないのか・・・



ギリギリセーフで届きました。
50用チューブタイプは、レバーで一か所入れた後は手でポコポコ装着できるので、楽ですねぇ

F:14T R:41Tのスプロケへの交換も行いました。

これで一日練習走行を行い、この設定をベースにセッティングを行っていく予定です。
チェーンルブは、ヤマハ純正のウェットムースタイプ。
どこまで飛び散らずに頑張ってくれるか、これも楽しみです。

念のため・・・
・ドラムブレーキシュー廻りの清掃と給油
・ブレーキドラムの脱脂
・フロントブレーキキャリパの清掃・給油
・ディスクローターの脱脂
・キャブレターの分解清掃
・スパークプラグの清掃、ギャップ点検
・ホースジョイントの増し締め

そして練習走行当日
今回の目的は
1.見直したギャー比の検証
 (1)回転数の範囲は適正か
 (2)タイムアップに結び付くか(32.8秒以上目標)
2.チェーンオイルの耐久性
3.気温が上がるのでキャブセッティングのチェック
 
朝5時にワガ氏の厚意で迎えに来て頂き、出発。
寄り道なのに重ね重ね感謝します。
早く出発したおかげで、GW渋滞の影響を回避でき、ゲート先頭付近に並ぶことができました。
少しゆっくり目にご飯を食べて、走行開始。


今日のワガ氏は調子が良い。
早々と自己ベストを叩きだし、大工さん、僕共にヤル気モードに点火。
ワガ氏は今回、ブレーキレバーをショートタイプに変更したのですが、形状がノーマルと変わっていて、ハードブレーキングの時に指が安定して使いやすいのが印象的でした。
購入済みのスペアレバーが無かったら、僕も即買いだったかも^^)

ワガ氏のNS50Fは、全閉時からの開け始めのツキが鈍かったので、スローを38→40に変更
ツキが大分改善され、立ち上がりのレスポンスが良い状態に。


今シーズンから、レコードを刻める可能性が高いマシンにチェンジした大工さん
タイムが伸び悩むも、バンク角を改善した結果32秒台にアップ


僕は新セッティングのギャー比に慣れずに、33秒台の壁が超えられない・・・
でもオーバーレブは改善されたので、このタスクはクローズできました。
新しい悩み事として、コーナー立ち上がりでの回転が落ちすぎて、半クラッチを以前より増して多用しないと、加速が悪い。
でも問題を炙りだすことができたので、これはこれで大きな収穫。

オーバーレブせず、立ち上がりの加速を改善できるギャー比を、前回作ったマトリックスからピックアップして、次回は再検証に持っていきたいと思い、スプロケの”注文”をクリック(笑)


大工さんの厚意で、NSR50を試乗させて頂きました。
レコードはこのマシン系で皆さん出されているので、いつかは僕も・・・なんて思っていたので、ワクワク。

しかし、僕のガラスの腰はこのポジションは合わないらしく、相当な腰痛が発生しピットイン(泪)
NSRへの移行は断念ながら消滅、、相当マイノリティですが、フルサイズに決定です。
ウォッチリストは消しました。


☆練習走行での収穫

1.見直したギャー比の検証

 (1)回転数の範囲は適正か
   結果:オーバーレブは解消
      しかしコーナー立ち上がりで回転が落ちすぎる。
   課題:ギャー比を少々加速寄りに見直し  

 (2)タイムアップに結び付くか(32.8秒以上目標)
   結果:OK、32.8→32.68
   課題:32秒台コンスタントで、ベストは32.5秒以下狙い

2.チェーンオイルの耐久性
    (チェーン一周分吹いたのみ)
   結果:イマイチ、飛散が過大

   課題:ヒロコーチェーンルブに戻したい

3.気温が上がるのでキャブセッティングのチェック
   結果:メイン107→105、スロー41に変更
      高回転での、やや早期頭打ち解消
   課題:今後気温が上がったらスローを少々見直し

4.その他

 (1)キャスターを立てるため、クリップ手前までフロントブレーキの引きずりを
    多用しているので、リヤ車高アップかフォーク突出しを増やして様子を
    見たい。

 (2)速度が上がりブレーキが相対的にハードになった。
    そのためフロントがガッツリフルボトムするようになった。
    バネレートは問題なし、油面を上げて最縮時のエア圧縮力で対応予定。

    消えかかっているが、105㎜が分解時測定の最縮ライン
  
次回は油面を変えてみることにします。
適当にやってウォーターならぬオイルハンマーを食らったりしないように、気を付けないと・・


NS50Rのファイナル変更しようかな(2)

2012-03-31 21:20:00 | HRC NS50R
データがないので、よく走らせて頂いているコースでの自分の走行状態を、ビデオや記憶から図に書き込んでみました。
自分の乗り・タイムですので、私イケピー限定なんですけどね(笑)
いつになっても速い人達にびゅんびゅん抜かれてますから(汗)、もう少し上を目指したいのです。

コーナーのゼブラ設置前とはいえ、NS50Rでのコースレコードが30秒台!という方がいらっしゃるようですから、テクニックとともにセッティング面でも煮詰めていかないと、いつになっても近づきませんからねぇ。



赤ペンで記入してある部分が、タイムが上がってくるに従いオーバーレブするようになってきた部分で、ここでシフトしてしまうとシフトした意味がないというか、宜しくないと思われます。
すぐにコーナーですから・・・

ファイナル変更の目的としては

オーバーレブをなくす

制約条件としては

動力性能(加速、最高速)は現状と同等以上” です。

具体的にはコース中2か所、1.ストレート終端付近、2.2-3コーナー間での回転頭打ちの解消なのですが、方法としては

1.ファイナルを、よりロング(高速)にする。
2.逆に思い切ってショートに振り、1段上のギャーを使うようにする。

となりますが、1.の方法ですとパワーアップしない限り、加速が鈍くなりますので、制約に引っかかってしまいそうです。
パワーアップとなると、相当な金額と耐久性の犠牲が伴いますから、パス。
もしくは相当な減量が必須となりますしね(笑)

結局2.の一段上のギャーを使用してパワーをキープしたまま、最高速が少し伸びるところを探っていくことにしました。
ミッションもよりクロスしてきますから、他のコーナーでもメリットが出ることも期待してます。

ファイナルの減速比だけだとよくわからないので、ファイナルと回転数、およびミッション段数に応じた車速を計算して、マトリックスにしてみました。

2速-3速常用 → 3速-4速常用として、程よく速度アップが見込める組み合わせは、F:14T、R:41T ですね。
まさかのノーマルの仕様・ノーマル戻しですか!

シフト時の回転落ちも、現行より1,000rpm減りますから、より有利な方向になってくれそうです。
メインストレートでの車速は5km/h程度アップすると思いますが、走行抵抗とパワーの関係がありますから、実際は知ってみないとわかりませんが。


アイテムも到着、いつやるかは未定(汗)


NS50Rのファイナル変更しようかな(1)

2012-03-29 23:07:00 | HRC NS50R
こんにちは、イケピーです。
最近ジムでバランスプレートにハマっています。
コマみたいな1点支持のヤツなんですが、初日は全く1点立ちできない(汗)
3回目ぐらいにようやく3秒ほど立てるような始末。
これじゃ転んで当たり前か(汗)

今日はちょっとNS50Rのファイナルについて考えています。



前後スプロケの歯数でのセッティングなのですが、色々な人の話や様々なサイトを拝見すると、同じコースでも個々の考え方で、大きく分けると2つあると思います。


1.ロングに振ってシフト回数を少なくし、半クラを多用して
  シフト操作でのロスを少なくする考え方。
 
 メリットとしては、細かいコーナーが連続するようなコースですと、シフト回数によるコンマ台でのロスが、周回を重ねると、大きくなるということを嫌ってのことでしょうか。
 極端にトルクがないエンジンだときつそうですが、そこそこトルクのある僕の現状がこれです。

 デメリットとしては、低いギヤ、例えば2速-3速中心に走ることになるので、低いギヤ域はレシオが離れているため、回転の落ち込みが比較的大きく、半クラッチを多用することに加え、単純にタイムを稼げそうなストレートの加速がショート対比で鈍くなるということでしょうか。
 あとはクラッチの消耗かな?


2.ショートに振ってこまめにシフトを行い、パワーバンドキープを
  行う方法

 メリットとしては、一般的にはパワーバンドキープですから加速が良く、例えばロングでは2速-3速中心だったところが3速-4速中心となるため、シフト時の回転落ちが少ない所でしょうか。
特に絶対的なパワー(排気量)が少ない50ccですと、コーナー立ち上がりの加速はもとより、ストレートでのアドバンテージが大きくなる意味でメリットがあるのでは、と思います。

 デメリットとしては、ロング設定よりシフト回数が多くなりそうですから、シフトでのロスがあるとすれば、累積的にタイムダウンになるのかもしれません。

しかしシフトロスのデメリットと、加速でのメリットを差し引きすると、どちらが残るのか・・・
それは経験が浅い僕には未知数です。


シフトでの回転落ちですが、以下のグラフはDIRTJAPAN.com様で、現在の僕のNS50Rの仕様を計算させて頂いたものです。
シフトタイミングは13,000rpmです。



赤字:2速-3速 シフトアップで 約3500rpm落ち
青字:3速-4速 シフトアップで 約2500rpm落ち

参考までに、4速-5速シフトアップでは2000rpm落ち
5速-6速では1500rpm落ちとなります。6速がオーバードライブではないのは意外でした。

しかしもう少し突き詰めるには、エンジン性能線図や走行性能曲線図などが必要になるのですが、生憎手持ちのサービスマニュアルには記載がありませんでした。

そうなると最低でも、自分が走るコースのシフトポイントや回転数のデータも欲しい・・・
でも時間がなさそう(汗)
となると、実際にやってみないと分からないですね。
ただコースや乗り方によっては、今までと全く違う乗り方になる可能性がありますから、試行して即、良し悪しは分からないということは留意しなくてはいけませんが・・・


2012年 第1戦目参加

2012-03-16 21:43:00 | HRC NS50R
こんにちは、イケピーです。
体がカタくなる寒い季節ですが、動かさないとケガしますね。
「お、準備運動してるんだ」
そんな声をかけて頂くほど、最近アイドリングに余念がありません。
だんだん機械に近づいてくるなぁ(苦笑)

さてレースの日がやってきました。

富士スピードウェイに到着後、ワガ氏に持ってきて頂いたスロージェットに交換します。
アイドリング後の吹き上げは上々、やはり濃かったようです。
練習走行でも絶好調で、スプロケットを一回りロングにしないと、ギャ比を合わせている目安のコーナーでオーバーレブしてしまう・・・
これはこれで新たなる課題が生まれました。


とにかく路面温度が低く、時折雪がちらつく極寒のコンディションですから、グリップに神経を集中させながらワガ氏は疾走します。
エンジン始動時の水温は5℃!
昇温に時間がものすごく掛かります(汗)


50R同士のバトル。ワガ氏と同様フォルムが戦闘的で格好良いです。


速い方にアドバイス頂き、内足荷重を練習していた僕は、意識しすぎてランディマモラ寄りになってしまったようです(笑)
でもタイムが上がってきたので、もう少し前輪荷重を意識した方が良さそうです。


リハビリテーション中の友人が、好意でたこ焼きを作りに来てくれました。
走りも速けりゃ、たこ焼きもプロ級。
彼は本業に真剣なので耳は貸さなそうですが、副業始めた方が良さそうです。
それほどエクセレントで大阪人もビックリの味です。


今シーズンからNSR50に乗り換えた大工氏
乗り慣れていないので調子はイマイチとのことですが、17インチの時よりタイムは大幅アップのようです。
チームメイトのお兄ちゃんは、これまた恐ろしく速い!!!


最後はガス欠ストップに見舞われましたが、表彰台トップとなり「おめでとう」の一言です!


僕らのナイス初級ミドルチームはクラス2位に入賞することができ、とても嬉しかった。

レースが終わって、キャブセッティングは問題なし、オイルもシェルレーシングXなら、とても濃い(高粘度)なので60:1で問題なし
むしろもう少し絞ってもよいぐらい。
ただ今回は湿度が高かったので、気温が上がってどうなるか・・・
ミニ?バイクはなかなか面白く、真剣に遊べて良いですね。


最終調整

2012-03-11 22:33:00 | HRC NS50R
こんにちは、イケピーです。
明日は何とか天候が持ってくれるでしょうか・・
雨の中で合羽を着て走るのは、できるなら避けたいと願っております。

明日はレースなので最終調整をしました。

チェーンがかなり汚いです。

現在塗布してある、ヒロコーのイタリア男性腋下の残り香オイルが、ほのかに漂います(汗)


フリクションロスやチェーン伸びの原因になりますので、新兵器3方向チェーンブラシで洗浄します。


ケースカバーの裏もかなり汚れております。


チェーンアジャスターを新品に交換しました。
装着していたものは、ボルト座面が座屈しまくっていて、ものすごい段差です。
位置合わせの打刻の薄さが、”その”具合を物語っていますね。

文中の”その”は何を示していますか?
そんな問題、試験でよく出てたなぁと回顧してしまいました(笑)


ヒロコーのチェーンルブが無くなってしまったので、急遽代用品を購入しました。
ノンシールチェーンにテフロン物は危険そうなので、極圧添加剤入りのウエットタイプです。

臭いチェーンオイル、注文しとかないと。
でもこれ、激しい臭いなく色もクリアなので、ストリートバイクには良さそうです。




綺麗になったチェーンに、ヤマルーブを浸透させていきます。
塗布直後でも、かなり糸引くタイプで、溶剤が飛んだ後は耐久性が期待できそうです。
しかし高粘度なのに軽く回るなぁ。


前回の湿度が高い中での雪降る練習で、かなり濃い燃焼状態だったのでプラグが死んでしまい、新しいものに交換します。
明日は湿度も高そうなので、ギャップは下限値の0.7mmで、確実点火優先にて様子を見てみます。

また夏でもオイルは若干濃い状態になっていましたので、50:1 ⇒ 60:1にし、安全パイで合成ひまし油を8%程度添加してみることにしました。
メーンはごく若干薄めの♯107、スローも中速でボコつくので、♯42から実績ある♯40にする予定です。
ワガさん♯40宜しくお願いします。


何とか間に合いました。
ブレーキの調整となんだかんだで、こんな時間か!!
明日は早いし、寝よう寝よう。