この時期には珍しく、涼しい夜明けでした。
いつも通り爽やかな男ワガ氏に迎えに来て頂き、レース本番前の練習走行に向かいます。
今日の目的は
1.リヤサスペンション変更の効果確認
(1)スプリングレート変更
(2)伸び側減衰力変更
(3)リヤ車高アップ
a.リヤの乗車1G沈み増加に伴うハンドリングへの影響確認
2.新しいライディングフォームの確認とブラッシュアップ
(5)上記変更に伴うフロントフォークセッティングの確認/見直し
(6)効果がタイムに反映できるかどうか。
以上の項目について確認を行う予定です。
まずは柔軟体操をじっくりとやります。
認めたくないけど○っさんになってきたので、朝は体が固い(笑)
とにかく曲げてねじって伸ばして・・、徐々に関節や筋にオイルが回ってきたみたいです。
感触を確かめながら走り始めます。
新しいライディングフォームは、それほど苦しむことはなく、意外にも自然に取り組めるようです。
しかし慣れるまでタイヤへの体重の掛け方に戸惑い、意図せず荷重が抜けて滑り始めたり、スリリングな一面もしばしば。
周回を重ねるごとに、滑ることに対しては前後荷重の掛け方の見直し、スロットルワークの調整を行い徐々に克服。
リヤサスは僕の乗り方では、これまでの中で最高の仕上がり。
とても良く動くので、グリップや挙動を掴み易くコーナーでの安定感がかなり良くなりました。
実はこんな新参な僕(だけではなく)にもロジカルなライディング方法や車体・エンジンセッティングについて、惜しげもなくアドバイスして頂ける方がいらっしゃるのですが、その息子さん(これが異常な程速い、以下G)が走り方のコツをアドバイスしてくれたのです。
要はハングオンで肩を入れる昔乗り(これを20年以上やっています。)から、近年のmotoGPライクなフォームに変えるというのですが、良く掘り下げて話を聞くとタイヤのグリップ力の振り分け方まで事細かに理解していて、理路整然としている上で話が進むので分かり易いのですね。
友人の大工さんも、Gのお父さんよりアドバイスを受け、自分の中で組み立てており、自身のスキー経験と近年の板のトレンドという別角度からアドバイスして頂きました。
またサスペンションの基礎について、考えるきっかけを作ってくれたワガ氏。
加えてこの日は、無理のないスムースな走りで先導してくれたマッピーさんと、様々な方の支えのおかげで最終的には自己ベストを更新することができました。
しかし例によってこのタイムでは、断然アマチュアクラスの域ですから、やっと4合目位かな(汗)

実はワガ氏のエンジンの調子がずっと悪く、懸命にトラブルシューティングするものの、なかなか復活できない・・・
ワガ氏はサーキットに到着して、すぐに修理を開始します。
僕もワガ氏のバイクで出場したい気持ちがあり、ない頭を絞って考え、怪走会の方にもアドバイスを頂き、故障の特徴をつかんだ時点で終了となってしまった・・
しかし帰宅後、三人寄れば文殊の知恵ということで、ワガ氏、大工さん、僕の3人でトラブルシューティングに成功し、直すことができました。
でもこれは、早く直さないと宴会ができないという追い込みによって生まれたものは間違えないでしょう(笑)
調整できない樹脂フロート、これに限っては消耗品と言う目で見ないとダメですね。

お昼過ぎから猛烈な雨、というより豪雨に近い状態に。
これではさすがに走れないな(汗)
しばらく雨をしのいでいると、だんだんヤル気が失せてくるのが悲しい・・・

雨は一向にやむ気配がなく、安物のテントは浸透した水が降ってくる始末。
もう今日は帰ろうか。
最後に今日のまとめを
1.リヤサスペンション変更の効果確認
(1)スプリングレート変更
→明らかに動きが良くなった。
奥でのドンツキもなくなり、ロヤサスのストロークは5mmの
マージンが残る。
(2)伸び側減衰力変更
→切り返しでの跳ね上がりが軽減。
フォームのミスに対し、車体側に余裕ができた。
(3)リヤ車高アップ
a.リヤの乗車1G沈み増加に伴うハンドリングへの影響確認
→特に変化なし
しかし少々スピードレンジが上がったせいか、アウト側への膨らみが
若干増えた。
次回はフォークの突出しをノーマルから5mm程度増加させてみたい。
2.新しいライディングフォームの確認とブラッシュアップ
(5)上記変更に伴うフロントフォークセッティングの確認/見直し
→悪化する方向へは変化なし
上体をなるべく立てないライディングとなった為か、フロントフォークの
ストロークに10mm程度余裕ができている。
油面をノーマルまで戻してみて、フロントフォークのエア圧縮分の+分を
減らせても良いかもしれない。
(6)効果がタイムに反映できるかどうか。
→フォーム変更に加え、リヤサスペンションのコシが出たので自己ベスト
更新ができた。
しかし先導してくださったマッピーさんの効果の方が大きいと思う。
旧)32.59秒→今回)32.14秒
32秒を切れれば、夢だったプロクラスが近づいてきます。
ノーマルエンジンでどこまでいけるか、乗り方から車体のセッティングまでやることは山積していますが、乗り方やタイムでファイナルやサスペンションセッティングが全く違うことが、実感として、経験値に加わってきたことは収穫だなぁと思います。
ファイナルやサスのセッティングは常に変わるもの、淀みに浮かぶ泡沫や~、、ですね(笑)
いつも通り爽やかな男ワガ氏に迎えに来て頂き、レース本番前の練習走行に向かいます。
今日の目的は
1.リヤサスペンション変更の効果確認
(1)スプリングレート変更
(2)伸び側減衰力変更
(3)リヤ車高アップ
a.リヤの乗車1G沈み増加に伴うハンドリングへの影響確認
2.新しいライディングフォームの確認とブラッシュアップ
(5)上記変更に伴うフロントフォークセッティングの確認/見直し
(6)効果がタイムに反映できるかどうか。
以上の項目について確認を行う予定です。
まずは柔軟体操をじっくりとやります。
認めたくないけど○っさんになってきたので、朝は体が固い(笑)
とにかく曲げてねじって伸ばして・・、徐々に関節や筋にオイルが回ってきたみたいです。
感触を確かめながら走り始めます。
新しいライディングフォームは、それほど苦しむことはなく、意外にも自然に取り組めるようです。
しかし慣れるまでタイヤへの体重の掛け方に戸惑い、意図せず荷重が抜けて滑り始めたり、スリリングな一面もしばしば。
周回を重ねるごとに、滑ることに対しては前後荷重の掛け方の見直し、スロットルワークの調整を行い徐々に克服。
リヤサスは僕の乗り方では、これまでの中で最高の仕上がり。
とても良く動くので、グリップや挙動を掴み易くコーナーでの安定感がかなり良くなりました。
実はこんな新参な僕(だけではなく)にもロジカルなライディング方法や車体・エンジンセッティングについて、惜しげもなくアドバイスして頂ける方がいらっしゃるのですが、その息子さん(これが異常な程速い、以下G)が走り方のコツをアドバイスしてくれたのです。
要はハングオンで肩を入れる昔乗り(これを20年以上やっています。)から、近年のmotoGPライクなフォームに変えるというのですが、良く掘り下げて話を聞くとタイヤのグリップ力の振り分け方まで事細かに理解していて、理路整然としている上で話が進むので分かり易いのですね。
友人の大工さんも、Gのお父さんよりアドバイスを受け、自分の中で組み立てており、自身のスキー経験と近年の板のトレンドという別角度からアドバイスして頂きました。
またサスペンションの基礎について、考えるきっかけを作ってくれたワガ氏。
加えてこの日は、無理のないスムースな走りで先導してくれたマッピーさんと、様々な方の支えのおかげで最終的には自己ベストを更新することができました。
しかし例によってこのタイムでは、断然アマチュアクラスの域ですから、やっと4合目位かな(汗)

実はワガ氏のエンジンの調子がずっと悪く、懸命にトラブルシューティングするものの、なかなか復活できない・・・
ワガ氏はサーキットに到着して、すぐに修理を開始します。
僕もワガ氏のバイクで出場したい気持ちがあり、ない頭を絞って考え、怪走会の方にもアドバイスを頂き、故障の特徴をつかんだ時点で終了となってしまった・・
しかし帰宅後、三人寄れば文殊の知恵ということで、ワガ氏、大工さん、僕の3人でトラブルシューティングに成功し、直すことができました。
でもこれは、早く直さないと宴会ができないという追い込みによって生まれたものは間違えないでしょう(笑)
調整できない樹脂フロート、これに限っては消耗品と言う目で見ないとダメですね。

お昼過ぎから猛烈な雨、というより豪雨に近い状態に。
これではさすがに走れないな(汗)
しばらく雨をしのいでいると、だんだんヤル気が失せてくるのが悲しい・・・

雨は一向にやむ気配がなく、安物のテントは浸透した水が降ってくる始末。
もう今日は帰ろうか。
最後に今日のまとめを
1.リヤサスペンション変更の効果確認
(1)スプリングレート変更
→明らかに動きが良くなった。
奥でのドンツキもなくなり、ロヤサスのストロークは5mmの
マージンが残る。
(2)伸び側減衰力変更
→切り返しでの跳ね上がりが軽減。
フォームのミスに対し、車体側に余裕ができた。
(3)リヤ車高アップ
a.リヤの乗車1G沈み増加に伴うハンドリングへの影響確認
→特に変化なし
しかし少々スピードレンジが上がったせいか、アウト側への膨らみが
若干増えた。
次回はフォークの突出しをノーマルから5mm程度増加させてみたい。
2.新しいライディングフォームの確認とブラッシュアップ
(5)上記変更に伴うフロントフォークセッティングの確認/見直し
→悪化する方向へは変化なし
上体をなるべく立てないライディングとなった為か、フロントフォークの
ストロークに10mm程度余裕ができている。
油面をノーマルまで戻してみて、フロントフォークのエア圧縮分の+分を
減らせても良いかもしれない。
(6)効果がタイムに反映できるかどうか。
→フォーム変更に加え、リヤサスペンションのコシが出たので自己ベスト
更新ができた。
しかし先導してくださったマッピーさんの効果の方が大きいと思う。
旧)32.59秒→今回)32.14秒
32秒を切れれば、夢だったプロクラスが近づいてきます。
ノーマルエンジンでどこまでいけるか、乗り方から車体のセッティングまでやることは山積していますが、乗り方やタイムでファイナルやサスペンションセッティングが全く違うことが、実感として、経験値に加わってきたことは収穫だなぁと思います。
ファイナルやサスのセッティングは常に変わるもの、淀みに浮かぶ泡沫や~、、ですね(笑)