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Ride Motorcycle

趣味のバイクとの日々を綴っています。

サイレンサーメンテナンス

2013-11-14 23:02:00 | HRC NS50R
小僧サウンド全開(笑)だったサイレンサーのグラスウール交換を実施しました。

10本のリベットをドリルで揉んで、液状シール剤をナイフでホジッて、ようやく外れました。

あれ?、それほど

グラスウールは飛んでいないかも。
でもパンチングメタルに接する部分は、染みたオイル分が炭化してこびり付いており、恐らくカーボンパイプなイメージになっていたのかもしれません。

しかしほぼ全開で使用する2サイクルエンジンのマフラーは綺麗です。

ある程度排気量のある2サイクルストリートバイクの場合は、年中全開の機会がありませんので、大なり小なりウエッティーですからね!!

中速域多用レベルで、カラカラに乾いたセッティングというのも怖いから当たり前でしょうか・・・

はるか昔に建材用のグラスウールを使用したことがあるのですが、あっという間に無くなってしまい、まさに「瞬殺」的な状況でした。

なので、今回はバイク用のものを購入しました。
ウールにセラミックをコーティングしてあるそうで、耐熱性を含め寿命が長いそうです。

サイレンサーの長さが約250mmでしたので、250mm×700mm(Mサイズ)をチョイスしましたが、バッチリでした。




セラミックって聞くと陶器を連想してしまいますが、コーティングって何?
そこは企業秘密なのでしょうか・・・
遠赤外線でほっこり、、なんて効果もあったりするかもしれません。
これから寒い時期ですし(笑)


勘合部にシール剤を塗布してリベット打ちで完了です。
が、10本もの4mmサイズリベットは、かなり力を要しますし、鋭利なピンがバキバキ飛んでくるので危険作業です。
もっと柄の長い、省力ハンドリベッターがあれば欲しいところですが、検索したところかなりの高額商品でした。

使用頻度からしてハンドルを延長する、薄肉の鋼管でも探してみたほうが良いかもしれません。

完成です。

次はいつエンジンを掛けるか未定ですが、交換効果が実感できることを祈ります。

でもサイレンサーを車体に取り付けている時、ふと目に入った片側のフロントフォークに、フォークオイルの滲みを発見。
怒涛の連鎖修理が始まりそうで怖い・・・


区切り

2013-10-14 21:47:00 | HRC NS50R
今日はレースの最終戦です。
ワガ氏のエンジンの出来がよく、セッティングも練習走行で煮詰めたため、なかなかの手応えを感じてしまいます。



レーススタート!

7か月ぶりの僕は、最初は2秒落ち(泣)の遅さで雲行きが怪しくなってきます。

でも周回を重ねると、だんだんとタイムも伸びてきて自己ベストまで出すことができました。

ワガ氏も絶好調。
コンスタントに周回を重ねます。


そしてゴール。

今回のレースは、お互いに長期休養期間があったため、体力的な問題があり転倒リスクもかなりあったのですが、何とかタイヤにも頑張ってもらい完走することができました。


涙のクラス1位、年間クラス総合優勝を勝ち取ることができました。

僕の手術入院中は、様々な方に助けて頂けたことがあってのタイトルだっただけに、まさに感謝感激、、でした。


PROクラスの表彰も、激しいシャンパンファイトで、相当な盛り上がりでした。

この方々は、80ccで出すタイムを敢えて50ccで出してしまう神々しいライダーですので、いつも目標にさせて頂いています。

来年は体のこともあり、軸足を少々ほかのことに移すかもしれませんが、このサーキットで知り合った素晴らしい戦友の方々と、末永くバトルを楽しませて頂きたく思っています。

おおよそ25年のブランクのあと、再び戻った50の奥深さには計り知れない可能性を感じています。

皆様お疲れ様でした!!!!!


最終戦の準備

2013-10-13 19:17:00 | HRC NS50R
明日は最終戦。
手術後初乗車ですので車両チェック。


キャブOH、チェーン点検、

プラグ交換・・・
最後に電装系を見ると、命綱の水温計が死んでる!!

幸い家の在庫にCR2032(リチウムボタン電池)があったので電池交換。



よかった、バッテリー切れで。
練習走行開始前だったら (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


LL220最終戦

2012-12-09 23:35:00 | HRC NS50R
いよいよ参戦させて頂いているレースも、最終戦となった。
最終戦ということ、そして年末と言うこともあり、参戦している皆さん同志での前夜祭兼忘年会を、レースの先輩の方が企画してくださったので、参加させて頂いた。

あいさつ程度の会話しかしたことがない方々とも、色々とお話や情報交換ができ、非常に楽しい”大人の宴会”となるのかなと、始めの頃は思っていた。



優秀な情報機関、GPSやハイテクを駆使した爆撃でさえ誤爆は起こってしまうもの。

ましてや軍事的には程遠い、我々素人の世界である。
誤爆どころか、自爆さえ発生してしまうのは避けることができないのであろう。

今度近くの陸上自衛隊富士学校で肉体訓練を始め、精神注入をして頂くことを強くお勧めする。

狂気の夜が明け、凍結した道路をサーキットに向かう。
ピットエリアでは水は固い固体となるほどの異様な寒さの中、着々と準備が進む。
最終戦の僕たちは、ワガ氏のNS50Fで出走準備を進める。

この日のために、ワガ氏はタイヤを新調してくれた。
強烈な寒さの中でも、ソフティーなゴムだけが真実を語ってくれている。


たぶん、バナナで釘が打てるほど?の寒さなのではないだろうか。
キャブセッティングが大きく狂ってしまい、リ・セッティングに時間が掛かる。

それは思惑と結果が一致しないばかりではない。
手がかじかんでしまい、思うようにモノがつかめないからだ。

月初め頃、海に行った時でもこんな寒さではなかった。
ここは極地なのか?と叫びたくもなってくる。


17インチの強敵、富士のトヨエツことエフィーさん、不良中年のポテトRさんチームも着々と準備が進む。
前回のレースで傷んだパーツは、ポテトRさんの人脈のおかげですっかり修復されていた。

ブルっと体が震えたが、強烈な寒気か、武者震いなのか、あるいは尿意だったのかは、今ではもう分からない。

今日のスタートは僕。
前回のレースで ”富士のロン・ハスラム”の称号を頂いた、盟友ワガ氏に負けないように、スタートを決めたつもりだが、始動トラブルの前車に突っ込みそうになり失速(泣)

まぁいい、前夜の焼き肉用レバーを生食したライバルが、そのうち墜ちるだろう・・・


と、そんな展開には全くならず(笑)、大きなトラブルもなくレースは順調に進む。
今回はPROクラスと混相なので、エキスパートな12インチの方々にはガツガツ抜かれる。

前夜、場の雰囲気で鉄板にガツガツ投げ込まれた挙句、レアーで自皿に盛られてしまった要加熱のホルモンを髣髴とさせるイメージだ。

半生肉を食うか、半生肉に食われるか、それとも逃げ出してスルーするか、あのカルロスゴーン氏でも判断に悩むところであろう。

そういえば今日、2人とも一回も転倒していない・・・珍しいこともあるものだ。
余りの寒さに、待機中はハイエースの荷台に籠ってしまうので、途中経過を見る気も失せて、順位はずっと不明。

もう寒いし、指先痛いし、お腹痛いし、まるで修行みたいだが、17インチのライバルチームと絡むときは身が引き締まる。

しかしレース半ば過ぎ、雪もパラツインではなく、パラついてくると結構投げ遣りな気分にもなってくる。

最終ライダーはワガ氏。

ゴールイン、お疲れ様!
終始安定した走りで、さすが学生時代に”黒ヒョウ”の異名を欲しいままにしただけある。

そして表彰式。
なんと、50クラスで優勝することができた。

PRO50クラスとはお話にならないタイムだが、そんなことは忘れよう(笑)
シリーズランキングでも優勝することができ、早めのお年玉を頂けた気分。
やはり終始リスキーな速さよりも、確実さの積み重ねは重要なのだろうか。


今回頂いたトロフィーは少々重みがあった。

この一年を過ごして、足回りを始めとするセットアップや、レースでの走り方、なるべく生活を犠牲にしないお小遣いの使い方やメンテナンスなど、結構得るものが多かったから。

盟友ワガ氏との信頼関係があったことは基より、多忙な経営の仕事の中練習ではトランポを使用させて頂くなどの厚意に加え、お互いのマシンを交互に使用して、補完・協力を通し支え合えたことが一番の収穫だった。

ワガ、1年間ありがとう!!!!!!!


NS50R 集中工事 (3)

2012-11-29 23:32:00 | HRC NS50R
そろそろ最後にしたい今日は、ラジエターを交換して、冷却水を入れて漏れがなければ終わりの予定です。



だいぶヤレテいた中古ラジエターは、薄く再塗装をしてみました。
ツヤツヤもアレですので、マットブラックで。

余り厚塗りしても放熱が悪くなりそうですから、ホンの化粧程度に。

ペイントが乾くまで、右ステップの板金を。

めくれて、曲がって、斜めになって、と結構ぐにゃぐにゃ(汗)
前回はフットレストのボルトをハイテンボルトに戻していたため、折れることなく綺麗に曲がってくれています。
ねじ山の痛みも少なく、修正が楽そうです。

部品を全バラにして、”必殺”万力プレスとハンマーで修正をかけていきます。
僕が使っているのはこんな安価なものですが、あるとホント便利ですね。


万力の修正ではボルト間の直線に対して直角とか、ボルト間に並行とか、万力に挟むときの法則みたいなものが最近分かってきたようで、見た目もだいぶ良くなった・・・かな?



50R純正の板金バックステップは、見た目がショボイと良く聞きますが、作りがシンプルなうえ、粘り強いスチールという材質の特性上、曲がっても修正しやすいのでサンデーレーサーには意外とイケルんじゃなかと思います。

ラジエターの塗装が乾くまでもう少しかかりそうです。
前回チェーンを交換したので、初期伸び取りと清掃給油を行うことにします。

RKのチェーンクリーナーと、ウェットタイプのチェーンオイルを使用しました。
安価なパーツクリーナーはピン内部のグリスも洗い流してしまうそうですから、専用品を使用しました。
RKチェーンクリーナー...

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価格:945円(税込、送料別)


油分は適度に残しつつ、砂ゴミはキレイに落ちるので結構オススメかも。

ジャバジャバ使って・・・ではコスト的に厳しいので、チビチビ使います(汗)
オンロードでの走行ですが、オイルがウェットタイプなため異物を巻き込んでいます。


けど綺麗になりました。
チェーンがリフレッシュした状態で、遊びを調整して完成。

塗装も乾いたので、ラジエターを車体に装着します。

水を入れてエア抜きしましたが、本体からの水漏れは無し。

あとは熱入れしてガスケット類のヘタリ取り(増し締め)を行い、水漏れがなければ完成です。
さすがに住宅地でレーシングはできないので、あとはサーキットで。
ラジエター位置、もう少し上でも良かったかな?