白馬尻から葱平まで大雪渓を登る。途中、雪渓にはベニガラで記しあり。
アイゼン、ストック必携です。頂上、白馬岳(2932m)を目指す。
白馬岳の花(2003.7.28~7.30)(2日目。白馬大雪渓を登る)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/00/9eb4964fcff8253e41e60c050d2af1bf.jpg)
2003.7.29 ウルップソウ(白馬岳)ゴマノハグサ科ウルップソウ属。花期:6~7月。
最初の発見地千島列島のウルップ島の名をとったもの。 寒地の湿った礫地に生え、
夏になると15~25cmの花茎を伸ばし多数の花をびっしりとつける。
花穂は円柱形。各花に苞葉がある。花冠は青紫色。日本では八ヶ岳・白馬岳・礼文島に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/46/1e32b479ccf95b94b5a687c3eb2fe6e2.jpg)
2003.7.29 ウサギギク(兎菊)(白馬岳)キク科 ウサギギク属。花期:7~8月。
明るい黄色で満開時は清楚な花となる。茎の下の葉は、細長く対生する。
この対生した葉をウサギの耳に喩えてこの名がある。
ウサギギク、こんな説もあるんです。葉の対生が兎の耳に似ているからと、兎の耳形に見える花びらからと言う二つの説が有ります。気を付けて見るとそんな感じもしますね。
ウルップソウは時期が遅くヤット3枚の写真を撮る事が出来ました。白馬・八ケ岳・大雪山系・礼文島にしかない貴重な花ですね。前年、八方に登った折八方池を過ぎ、扇の雪渓で引き返しましたが、そこで見たウサギギクは今でも鮮明に思い出します。
ウルップソウは貴重な花らしくでんと構えていましたね。次々にまだ見たことのない花たちにお目にかかれるので幸せを感じております。
ウルップソウは、時期的には遅かったのですが、何株かが始めての来客を待っていてくれました。今回の目的は、この花ともう1つ「リンネソウ」を見る事も有りました。この花は小さな花ですが、後程載せる予定です。