鹿島建設、大成建設、清水建設の大手ゼネコンの元幹部まで事情聴取したことは、このままでは証拠が少なく逮捕できないから、贈収賄事件をでっち上げてでも小沢氏を逮捕しようとしている証左である。帳簿の不記入から土地購入問題、それで今度は贈収賄問題に手をつけた。何としてでも小沢氏を逮捕したいと言う検察の執念である。
水谷建設の幹部でも、大久保元秘書でも、池田元秘書でも、鹿島建設等の元幹部でも、石川議員でももの足りず、どうしても小沢氏を逮捕したいのだ。小沢氏の逮捕理由ができれば、他の証言者達の刑罰は軽くしてでも、よいと考えているのだろう。だから、何とか白状させようとしている。検察の怒りはそれだけ強いものなのだ。
一部報道によれば、自民党の町村議員も献金の資金で土地を1000万円で購入し、後に本人が600万円で購入したそうだ。その議員が小沢氏の不動産購入を追及しているのだから、どうしようもない。400万円安く買ったことだって問題が無いことはない。それでも検察は取り調べたりしない。河村前官房長官の機密費だって告発されているのに取り調べようとしていない。二階氏の問題だってかなりあくどいものだが、3回もやり直して軽く済ましている、
鳩山内閣は本当にお人よしである。民主党は検察から狙われているのに、放置したままだからである。自民党政権が50年かけてつくった官僚システムと人材は民主党内閣によって一掃しなければいけないのにそのままだから、当然、民主党政権に裏切り行為をするのは当然である。官僚の課長以上は全員平の官僚にして、他から連れてくる必要がある。少なくとも、部長以上は全員首にしなければ、民主党は検察官を初めとする官僚にやられてしまう。
最高裁判所の長官も全員入れ替えるべきである。そうしなければ、民主党議員が戦っても無駄である。西山事件だって、大臣も官僚も嘘をつき、裁判所だって嘘を知っていて、他の微罪で罪にした。最高裁長官の国民審査があるが、4年に1度では少ない。なぜなら、事件に関わった長官は審査の時はもういない状態で、毎年しなければ間に合わない。そうすれば、皆真剣に、正義のために裁判をしてくれると期待できるのだ。