カゼーモの広場 ー 風の間に間に日誌 ー

新聞やネットのニュースの感想、自分のことなどを書き、皆さんと交流を図るブログ

アメリカの直接介入

2009-03-26 16:41:22 | 国際・政治

 今朝(3月26日)の東京新聞一面の「独白 金融危機編」に、金融庁の大森課長が書いている記事がある。その中で、貸金業の規制問題を法案化する作業中、「米国が文句をつけてきたんだ」と述べている。それは「『そんなことしたら、日本のGDP(国内総生産)が減りますよ』ってね」と言ってきたそうだ。同氏はこれを、「借金を減らすようなことをしたら、国民の消費まで落ち込む指摘だ」と解釈している。しかし、問題なのはアメリかによる日本の官僚、政府への直接介入があると言うことだ。公式文書でも政府への要求は毎年行われているが、何かあるごとに政策や法案化等へのアメリカの介入があると言うことが重要なのだ。

 小沢氏の秘書に対する逮捕、強制捜査、起訴も、小沢氏の発言に対するアメリカの報復の指示があったと推測される。米軍の不要論やクリントン氏への態度からして、何らかの報復があると思っていたから、秘書が逮捕された時は直感的にそう思われたが、今朝の新聞記事でこれを確信した。虚偽記載だけで逮捕とは些か、強引過ぎる。なぜなら、献金を隠したのではなく、献金の宛先が異なるだけで、記載漏れや金額の誤魔化しでもなく、解釈の問題だからである。

 証券市場では管理銘柄になるケースが増えているが、これらもほとんどが解釈問題である。だから、逮捕のケースはほとんどない。最近のビッグカメラにしても、一度は管理銘柄にされたが、大した問題はなかったとして、管理銘柄から外された。ビッグカメラの場合、管理銘柄にされても、そんなことなくお構いなく、連日、テレビのコマシャールが続けられていた。内部告発者か、誰か、あるいは東証がイメージダウンを狙ったようだが、株価は下がったが、それ程のイメージダウンにはならなかった。会社の強きが勝ったような状況になった。それほどのい痛手を受けなかったが、一般的には管理銘柄になれば、大きな信用を失って、倒産に至ることだってある。

 検察庁の逮捕に一般の人は疑問を持たない。起訴に至ればなおさらのことである。だから、国民の大半は小沢氏の辞任を求める。民主内からも、辞任の声が出てくる。しかし、小沢氏が党首を辞任すれば、小沢氏本人の逮捕まであるかもしれない。今だに、検察庁は小沢氏がダメッジを受けるような情報を政府筋や記者を通じて流している。それをテレビや新聞で国民に流し続けている。他の自民党の献金問題や政府高官のこと、最近では政府筋と言う言葉、これらを疑問に思う人が少なくなっている。


小沢第一秘書が起訴

2009-03-24 18:04:16 | 国際・政治

 予定通り、民主党小沢氏の第一秘書が起訴された。しかし、規正法の記載虚偽ということで、大した罪ではない。つまり、西松建設から受け取りながら、政治団体から受け取ったことにしたと言うわけである。しかし、その政治団体名の領収書があるのであろうから、西松建設からの企業献金にしても虚偽記載になるはずだ。そうなると、検察庁に睨まれたら、どういうふうに記載しても、逮捕され、起訴されることになる。

 その反面、偽のパーティー券を購入させた自民党議員や献金の記載がどこにもなかった自民党の議員関係者には逮捕がない。現在は献金は認められている制度であり、これを明示することが重要なはずである。だから、献金をパーティー券に見せかけたり、記載しなったりした方が罪が重いはずである。しかし、こちらの方は不問と言うのはどう見てもおかしい。

 しかも、選挙まで、解散しなくても6ヶ月を切り、各議員にとっては重要な時期である。もちろん、検察庁もこのことは知っているはすであり、知っているからこそ、民主党トップの秘書を逮捕して、ダメッジを与えようとする意図が見られるのである。なぜ、検察庁は民主党が政権を握ったら、それ程困るのだろう。麻生首相は官僚を大事にしていることは確かである。したがって、今こそが、官僚にとっても、検察官にとっても、過ごしやすいのである。もし、これがひっくり返ったら、自分たちの身分が危うくなるのは確実になる。相当に、まずいと考えているのだろう。

 だから、民主党は敵を刺激するようなことはしてはいけないのである。アメリカに対して、政府に対して、官僚に対して、警察庁や検察庁、裁判所に対して、決まるまでは敵であるようなことを言ってはいけないのである。これからでも遅くない。日本人には「褒め殺し」が一番いいのであって、北風は警戒させるだけで得なことは一切ないのである。そこが、民主党でも、民社党でも、共産党でも分かっていない。共産党だって、随分、狙われて来たではないか。ビラをポストに置いただけで、不法侵入罪で逮捕されたこともあった。特に、選挙が近づいたら、気をつけなければいけないのである。政府高官が言ったように、自民党は安全パイの状況になっている。今のところ、それは本当だった。


WBC、日本が2連覇

2009-03-24 17:31:17 | スポーツ

 アメリカに勝ったことが大きい。ここが1番の山場だった。韓国だってアメリカと戦いたくなかったから、ピッチャーを温存して日本に負けたのだ。アメリカは日本戦で審判5人のうち3人が入り、しかも主審が米国人だったのだ。日本のピッチャには微妙なボールをボールにし、アメリカのピッチャーにはストライクにした。最低でもそれぞれ10球ぐらいあった。アウト、セーフの判定でも1~2回ぐらい見られた。それでも勝てたのはアメリカ選手のやる気なさ。タッチプレーで、ライトがホームに返球しようとしなかったこともその1つである。

 韓国は1日空いて有利な状況にあった。しかも接戦が予測されていたから、表より裏の方が有利であった。漸く、松坂より上と評価され始めた岩隈が予定通り好投した。しかし、監督、コーチの継投策が失敗して同点にされてしまった。岩隈は6回までが順当だったはずである。少なくとも8回は交代時期であった。杉内でも、小松でも、渡辺でも投手陣はいくらでもいた。昨日のダルビッシュの押えもおかしかった。ダルビッシュは緊張した場面では使えない。それでも昨日は点差があったから良かったものの、今日の接戦の場面では無理だった。今日は韓国の強きで、つまり、イチローの打席で1塁が空いているのに敬遠しないで勝負したことだった。これが韓国の失敗だった。昨日までのイチローのデータで勝負したのだろうが、あの低いボールをファールできるぐらい、今日は好調だった。

 MVPは松坂だったが、当然岩隈のはずである。大事な時に使われ、好投してきたのにどうして松坂なのか。それにしても、レフトで困っていた守備に内川が入って、しかもファインプレーまでして、このアイデアは良かった。青木もセンターなら活躍できるが、レフトでは失敗が多かった。それに城島とともに力を抜く癖がある。気の毒だったのは栗原であろう。調子の出ないうちに終わってしまった。呼んだ意味があったのかどうか。とにかく、2連覇できたことは嬉しいことである。

 WBCのアジア戦から、日本は9試合のうち5試合を韓国と戦った。その反面、ベスト4のベネズエラとは戦えなかった。アメリカは優勝するために、今回もルールを変え、また、日本、韓国、キューバと戦わないように対戦を組んだが、ベスト4がやっとだった。舞者復活戦がなければ、ベスト4にも進出できなかったはずだ。次回はどのようにルールを変えるのだろうか。まさか、審判をすべて米国人に、あるいは球審と1塁の審判はアメリカの審判が勤めるとか、するかもしれない。また、大リーグの選手は何人までとか、制限を設けるかもしれない。

 しかし、そんなことではアメリカは優勝できない。優勝するためには韓国のように本気になることだ。韓国選手には手抜きがほとんど見られない。残念ながら、日本選手の何人かには手抜きが見られる。そうすれば、アメリカは優勝できると思う。しかし、アメリカには日本や韓国ほど、アメリカの選手や国民に盛り上がりが見られないようだ。それに、野球先進国のアメリカにとっては、本気で戦う気持ちがないし、そのようにすることがプライドを許さないと言う感覚があるようにも思う。勝っても、ほとんどメリットがないように思われる。


めまい

2009-03-22 19:08:34 | 日記・エッセイ・コラム

 3月19日で、33年間の公務員生活が終了した。後は有給休暇で休むことにしたが、それでも全部は使い切れなかった。この3年間は再任用という定年後の勤務で、週3日の勤めだったが、それでも無事終わったと言う感じである。各職場の挨拶は抜きにして、静かに去っていくことにした。自分の職場だけはせんべいを置いて感謝の気持ちとした。

 次の朝、起きてびっくりした。起きたとたん、目が回り、座り込んでしまった。しばらく立てなかった。顔を上に向けても、布団に横になった時も目が回った。今日は家で安静にすることにした。次の日は、ゆっくり起きたら、めまいがしなかったので、リハビリに行ったが、ベッドから起き上がるとき、めまいがした。歩く時もふらふらで、気持ちも悪くなっていた。症状がメニエル症候群に似ていたので、がっくり来た。

 運よく、日曜に病院が開いている所があったので、妻の運転で行くことになった。肩こりや目、血圧は140もあったが心配ないといった。それでも、めまいの薬を2日分くれた。会計のところで呼ばれて、すぐに立ってしまったが、何事もなかった。今朝まではすぐにでも立ったらめまいがするのに不思議だった。元気にさえなった気がした。これなら、明日行く予定だった耳鼻科にも行く必要がなくなったかもしれない。医者からは真面目で、心配性だからなったと言われたが、本当にそうなのだろうか。


日本、キューバに2連勝

2009-03-19 22:20:12 | スポーツ

 予想はまあまあだったと思う。岩隈の好投は予測できたが、リリーフ陣が思ったより良かった。それにキューバのエラーにも助けられた。コーチ陣の下手な指導を選手達が助けたようなものだ。岩隈や杉内、青木や稲葉が大活躍だった。それに中島も復帰できて良かった。

 明日の韓国戦は買っても負けても準決勝だが、どちらが良いのかは分からない。勝てば米国と当たる。米国は優勝したいから何をするか分からない。審判が心配だ。負ければ、べネズエラであり、勝つのは米国以上に難しくなる。それにしても明日の先発が内海とは驚きだ。負けても良いと、はっきり決めたわけだ。なぜ、巨人ばかりを出したがる。

 原監督よ、本来ならキューバに負けるところを選手が頑張って、ベスト4に持っていったのだ。しかし、もし内海がボカスカに打たれたら、準決勝に支障を来たすことを忘れてはならない。遊びではない、選手達を怒らしたら、緊張を緩ませたら、まずいのではないか。それなら、田中や涌井の方が面白い。