アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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神鳥英雄伝

2019-11-20 13:22:17 | 日常
今朝は空気が澄んでいたせいでしょうか

富士山がとても綺麗に見えました。

今日も早起きしたので(正確には「させられた」ですね。)
朝ごはんを食べながら映画を1本。
朝の6時前からご飯食べながら映画見てる人って
あまりいないでしょうね。(^^;)

選んだ映画はNetflixにて83年の香港映画『Little Dragon Maiden』
特に出演者や内容も知らずに見始めたところ、
ん?この主人公って別の作品で見たような・・・
やっぱりそうだ!『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』等で
日本でも大人気だった俳優レスリー・チャン
人気絶頂の中、自ら命を絶ってしまったのはショッキングなニュースでした。

日本でのタイトルは『レスリー・チャンの神鳥英雄伝』
彼がアイドルと呼ばれていた時代の作品です。

原作は金庸の武俠小説『神鵰剣俠』。
「射鵰三部作」の二部に当たるのだそうです。
どおりで、登場人物はメチャクチャ多いし設定も複雑。
そのくせ展開は急ピッチで・・・え?何?っと思ってるうちに
どんどん話が進んでいきます。

とはいえ、テンポはいいしアクション満載なので、
多少話についていけない部分があってもそれなりに楽しめてしまうのが
80年代香港映画のすごいところ♪

映画後半は冗談か?と思えるような展開にどんどん突き進んでいきます。
極め付けが着ぐるみの太った怪鳥。
トップ画像の落書き、決してオーバーでも何でもなくて
本当にこんな格好の鳥が登場するんです。
禿げ上がった頭もね。

なんでも、映画の後半は原作を無視した映画オリジナルらしいので、
きっと原作にはこんなヘンテコな鳥は登場しないのでしょう。
主人公はこの鳥を原作タイトルにある『神鵰』と読んでいましたが・・・
でもいきなり現れたこの怪鳥、動きが愉快だし私は好きですよ〜。
ところで、途中で主人公が出会った変人ながらカンフーの達人っぽいガマさん、
クライマックスには一切登場しなかったんだけど・・・彼の存在って何だったんだろう?

そんなこんなで、ストーリーは破綻しまくりな映画だったけど、
楽しかったからいいや♪

やっぱり、80年代の香港映画はパワーが桁違いです。

劇終