アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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クロコダイルハンター

2006-09-05 17:03:09 | 日常
「ディスカバリーチャンネル」や「アニマルプラネット」を視聴していた人には超有名なオーストラリアの自然保護活動家、スティーブ・アーウィン氏(44歳)が9月4日、番組撮影中にエイに刺されお亡くなりになられたそうです。
私も数年前に「スカパー!」に加入した際、ディスカバリーチャンネルにて放送されていた『クロコダイルハンター』というタイトルの番組内で「ダインジャ~!ダインジャ~!」(「danger! danger!」をオーストラリア訛りで発音するとこうなるようです)と叫びながら自ら危険なワニや蛇相手に素手で格闘するこの男性の姿にはとてもインパクトをうけ、あっという間にファンになってしまいました。(その後、アニマルプラネットが開局となり、そちらの看板番組となりました。)
彼の番組を見ていてとても感じる事は、普段は「危険な生き物」と言われている毒蛇やクロコダイルもちゃんと彼らなりのルールを持ってこの世界で生きており、そのルールを知る事でどんなに危険と言われる動物とでも人間は共存可能なんだって事。
ただ、その一方ではこの番組、スティーブ氏自らが「こんな事しちゃ危険ですよ~!」とばかりに危険な場に飛び込む姿がメインでしたから、「いつかはこの日(今回のようなこと)が来るだろうなぁ~」とは私も含め番組を知る皆さんは覚悟をしていたことと思います・・・。

映画『ドクター・ドリトル2』への出演(オープニングにちょっとですが^^;)の後、ついには映画『クロコダイル・ハンター・ザ・ムービー』主演! しかしその後、自身の経営する動物園でのショーに自分の赤ん坊を抱いて出演した事で一部からバッシングを受けたり・・・とにかく全世界的な有名人であったことだけは確かです。

彼の素晴らしさは、どれだけ有名になってお金持ちになっても、「自然保護」という姿勢を全く崩さなかったこと。
映画への出演で儲かった資金は動物達を保護するための施設の運営費にまわしたり(コアラやワニの保護活動は特に有名です)、森林伐採の進む森林を保護するために森林そのものを購入したりと、まさに活動家の鏡!といえる立派な方。
あまりにも早すぎる死に私も一ファンとしてとてもショックですが、奥さんのテリーさん、そして2人のお子さんが今後も彼の意志をつぎ、私達に自然保護の大切さ・素晴らしさを伝え続けて欲しいものです。
スティーブ・アーウィン氏のご冥福を、心よりお祈りします。(きっと天国で愛犬のスーイ、愛ワニのビンディ達が待ってますよっ! 涙)


↑彼の主演映画のDVD