こんにちは、囲碁アートマニアの関です。
今日は、囲碁アートの相棒といえる道具について紹介しようと思います。
どんなふうに囲碁アートを作っているかというと、いまは全てパソコンとタブレットでやってます。
実は、碁盤の前に座って碁石パチンパチン・・・というパターンはかなり少ないのです。
囲碁のソフトを使い、そこで研究して保存、管理。
囲碁用の拡張子・ファイル形式もあるんですよ。sgf(Smart Game Format) が代表的です。
(作品が入っているファイルたち。互角の勝負の手順も記録されています)
主に使っている2つを見てみようと思いますが・・・こいつらが、すごいんですよ。
普通、囲碁のソフトでやることと言えば、自分の勝負の記録とか、囲碁教室でプリントを作成したりとか
なのですが
明らかに誰も使わなそうな、それでいて絵を描くときに超役立つ機能が偶然にもついているのです!
☆Gowrite(ゴライト)
囲碁フリーソフトの世界王者!!
たいていのことはソツなくできます。
見たところ、ただのストイックな囲碁ソフトのようですが・・・!
なんと52×52まで広さ調整可能
普通は19×19で、それでも相当広いのに
(でけえ)
これで本気で勝負したら3日かかります。
さらにさらに、領域を選択して・・・
(おりゃっ)
なんと一気に石を置けます。絶対勝てますね!!
普通に囲碁してて、この機能を使う場面って・・・ないな。
しかしこれがgowriteを世界最強たらしめていると思います。
私はこの自由自在に石を置ける機能に助けられ、大量の石を使う作品を実現できました。
極めつけはこれ。
なんか文字書けます。
☆Multigo(マルチゴ)
続いてはMultigoです。
こちらも、一見普通の囲碁ソフト。
でも間違いない。これは洗練されたデザインソフトだ!!
(ねこ)
タブレットにタッチペン。碁石を置いた時の感触が素晴らしい。
気軽にスケッチしちゃいたくなる操作性です。
囲碁の勝負を研究して・・・
(いわゆるAIではなく、これを考えるのは自力(人力)です。)
どんなに大きい陣地でも、数えてくれます。
差が0.0なので、引き分けです
画像出力も、きれいな碁盤でやってくれます。
計算機などの解説のときも、だいたいこれを使っています。
以上、自分なりの使い方をご紹介しました。
これらを作ってくれた方には、感謝しかありません。
明らかに、通常の囲碁の営為から離れた機能がついています笑
現状にとどまらず、まだ見ぬ新たな囲碁の可能性を待っているような。
そんな哲学が込められているのではないかと思いました。
ぜひダウンロードして、触ってみてください~!