ガラルダ神父さま 土曜入門講座・聖書研究会 カトリック麹町 聖イグナチオ教会  †St.Ignatius Church†

キリスト教への理解を深め イエスさまの愛と救いを学ぶ 聖書のわかりやすい箇所を読み生きる愛するという意味を考えます

†9月8日の講義録†

2007年09月21日 | 講義録
★ルカ5章33~39節:断食についての問答★
・断食の目的は元々イスラムの人々が清められて自分がメシアであると信じられることにあるが、イエスにとっては自分がメシアであり、断食という形式、立法、習慣にとらわれた形だけの行為は意味のないものと考えた。
・キリストは形式では無く精神を重視し「私があなたがたを愛したように互いに愛し合いなさい」と定めた。
★ルカ12章49~53節:分裂をもたらす★
・オーケストラは1つのメロディー・1つの曲を演奏することで一体化するように、人間は皆で譲り合って協力し合い真の平和を作ることが大切。
・この節の真意は「偽りの平和を壊す」という意味である。
★マタイ9章18~26節:指導者の娘とイエスの服に触れる女★
・イエスが指導者の娘とイエスの服に触れる女に起こす2つの奇跡。
・十二年間も患って出血が続いている女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れた。その時イエスが娘よ元気になりなさい、あなたの信仰があなたを救ったと言い彼女は治った。指導者が、わたしの娘がたったいま死にました、でもおいでになって手を置いてやってください、そうすれば生き返るでしょうと言い、少女の手を取って起き上がらせる。
・イエスを信じて自信を持って祈るころが大切である。
★マタイ10章16~23節:迫害を予告する★
・キリストの精神を実現する→最後の審判→地球は終わって→エルサレムの敗北
・コリントの信徒への手紙13章を参照。
†振り返って†
奇跡が起こるほどにキリストを信じることが出来ればどんなに幸いなことかと思い、深く信仰を育てたいと思う。私があなたがたを愛したように互いに愛し合いなさいという簡単なみ言葉の実践でさえ、私たちの日々の生活では如何に難しいことか。キリストの弟子になることは簡単だが、弟子であり続けることは難しいという神父さまの言葉に深く頷かせれた。(K)

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